「生まれてこなければよかった」と言うあなたへ~束縛の信念に気づくリインプリントのワーク

「生まれてこなければよかった」と言うあなたへ~その①

時に、私たちは「生まれてこなければよかった」と思い、言うことがあります。

親からの愛情が感じられないとき、将来に希望が持てないとき、愛を求めている人から拒絶されたとき…。

絶望して生きる気力がないと感じます。

真剣に「もういなくなりたい」と思ったりします。

人間は、生まれてくる前に、この世で経験するすべての出来事をプログラムして生まれてくるといいます。

人間が生まれるには、無秩序に生まれるのではなく、各人が意志と使命を持ってこの世に生まれてくると聞きます。

自分で、この世でやることを決めてやって来たということなのです。

しかし、この世に誕生したら、自分で決めてきたテーマやプログラムを全部忘れるようです。

全部覚えていたら、たぶんつまらないかもしれません。

日々の生活の中で問題が起こったり、思わぬ出来事に巻き込まれたりすると、感情がジェットコースターのように有頂天になったり、極端に落ち込んだりと激しく変化します。

「苦しい、助けて!」というつらい体験をすることがあります。

「この苦しみはなぜ起きたんだ?」と考えて、生まれてこなければこんな苦しみを味わうこともなかったと生まれたことを否定したくなります。

あなたを束縛する信念に気づくワーク:リインプリント

NLPにリインプリントのワークがあります。

私自身、ワーク中、過去の記憶が蘇り、感情が乱れ号泣してしまいました。

人間には、無意識の中に、生まれてからの記憶がすべて蓄積されているといいます。

今の生きづらさやどうしようもないという絶望的な感覚は、過去に経験しているものと同じかもしれません。

過去にさかのぼって、同じような体験が起きたときまで戻り、その時の体験を今までと違う解釈で捉え直していきます。

信念を書き換えるという方法です。

リインプリント

今の行き詰っている感覚を感じます。

感情がネガティブで気分は晴れず、身体は重く感じているでしょう。

あなたは、タイムラインの直線状に立っていると思ってください。

前は未来であり、後ろは過去です。

その直線上を後ろ向きに下がって行きます。

「今は○歳」少し下がって「今は△歳」と少しずつ後ろ向きで、直線状を移動していきます。

そうすると、今の行き詰った感覚と同じ体験を思い出す所がありますので、その場所に止まります。

その時体験を思い出し、その時に信じ込んだネガティブな思いを思い出します。

そして、捉え方を変えてみると、今まで気づかなかったものを見つけるでしょう。

今までの思い込み、信念を書き換えるのです。

力を与えてくれる新しい信念を創造します。

そして、自分に力を与えてくれる新しい信念を持って、未来を想像してみます。

私の例で言うと、死産の姉が頭に浮かびました。

母親が病弱で栄養も取れなかったから、死産となったようです。

普段はまったく姉の存在さえ意識したことがなかったのに、このワークで思い出すことができました。

私が幼い頃、ただ一度、死産した姉はかわいそうだったと母親から聞かされたことがありました。

この姉がいたから、私は生きて生まれてきて、元気に育つことができたと思えたのです。

両親のその時の状況や思いを想像したおかげで、両親に対しての見方が変わり、普段思い出したことのない姉に感謝しました。

「生まれてこなければよかった」と言うあなたへ~その②

人はでたらめに生まれてくるものではなく、自分でこの世でやることを決めて、自分の意志で生まれてきたといいます。

生まれるべくして、生まれてきたということです。

もし、今気力がなく、どうしようもないと絶望的なら、まず自分に優しくしてみましょう。

そして、あなたに愛を与えてくれた人を思い出してください。

あなたは孤独ではありません。

あなたに愛をくれた人は今までもいたし、これからもいるのです。

人間は自分で決めて生まれてきて、様々な体験を通して魂を成長させているのです。

お読み頂きありがとうございました。

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