彼氏を試す質問をする女性の心理
女性は、彼の愛情を確かめたいと思い「私のこと、好き?」と聞いてみたり、「私と仕事とどっちが大事なの?」と問い詰めたりする場合があります。
愛情表現が足りないと不満に思っていたり、大事にされていないのではないかと不安にかられて、彼を試すような質問をすることがあります。
反対に、彼からそのような質問をされた方もいらっしゃるでしょう。
どちらかというと「かわいい」とか「うれしい」というよりも、「めんどくさいな」と感じるのではないでしょうか。
男女間に限らず、人を試すような言動をされたほうは「信頼されていないのか」と感じ、いい気分はしないでしょう。
恋人を試す女性の心理
先ほども言いましたが、愛情を確かめたいという気持ちと、「私を優先して欲しい」「私を気分よくさせて欲しい」という気持ちもあるのではないでしょうか。
彼氏が思った通りの反応をしたらうれしいし、安心、満足するでしょう。
彼氏から気分よくさせてもらうのは当然という気持ちがあるのかもしれません。
しかし、お互い好意をもってお付き合いしているからといって、相手に何を言ってもいいというわけではないでしょう。
究極の質問、例えば生死にかかわるような「もし、二人のうちどちらかが犠牲にならないとしたら、どうする?」と女性が質問したら彼はどう思うでしょうか。
長年連れ添って家族を作り上げてきた夫婦であっても、そういう質問はダメではないでしょうか。
人生の中で起こりうる確率が0%に近いようなことを言って、相手の愛情を計ろうとするのはやめた方がいいでしょう。
女性が彼氏を試すのは、女性自身が自信がない場合が多いようにみえます。
彼氏に慰めを求めたり、気分をよくしてもらおうとするのは、女性が自らそのような力を持っていないからではないでしょうか。
「私は無価値だから、あなたの言葉や行動で私を満たして欲しい」と言っていると同じではないでしょうか。
そして、「私は変わらないし、変わるつもりはない」と言っているように思えます。
表現がきつかったかもしれませんが…。
良好な関係を作るために
不安や心配にかられて恋人を思い通りにしようとコントロールしたがります。
でも、立場を変えたとしたら、相手にコントロールされるのはイヤでしょう。
人間関係は自分がしてもらいたいことを相手にするということが大事だと言われているように、相手に求めるより自分が与えることが先ではないでしょうか。
良好な人間関係のためには、男女間でもまず、自らが与えるのが大切ではないでしょうか。
私たちは一人一人が特別無二の存在なのです。
私は尊重されたいし、彼も尊重して欲しいと思っているわけです。
相手を自分の思う通りにしようとするのではなく、相手を丸ごと受け入れるというのが愛があるということではないでしょうか。
お互いが相手を受け入れ、受け入れられる関係がつくれたらすばらしいことです。
そうするためには、ケンカしたり仲直りしたり、同じ体験をして感情を共有したりと、二人の関係をよくするために自分のエゴを無くすように努力することも求められるでしょう。
そして、繰り返しますが、愛情があるからといって何でも言っていいというものではありません。
お互いが奪い合う関係ではなく与え合う関係が築けたら、二人の関係は強固なものになるでしょう。
お読み頂きありがとうございました。