早く結果を出したいとあせる人の心理と対処の仕方:欠乏と嫌悪の手放し

結果を出したいとあせる人の心理

仕事や恋愛で叶えたい目標があるのに、思った結果が得られないとあせる時があります。

頑張っているのに仕事の成果が出ないとか、婚活を頑張るけどいい人と出会えないと嘆き疲れきっている人がいます。

どうして思い通りの結果が得られないのかと、イライラしあせっています。

人間は心の中にあるものが外側の世界に現れるといいます。

現状が思い通りになっていないとしたら、あなたの心の中にあるものが現実になっているということになります。

「これが欲しい」、「あれが手に入ったらいいのに」と思い、目標を掲げます。

目標を持つことは大事です。

しかし、その願いを持つときに「私には○○がないから、○○が欲しい」「私はまだそれを手に入れていないから、早く与えて」と思っていたら、願いは叶わないといいます。

どうして叶わないかというと、「今の私には○○がない」という思いが心の底にあるからです。

「ない、ない」という欠落の思いが現実化するといわれます。

「今の自分が嫌い」という状態

早く結果が欲しいという状態は、「今の自分がイヤだ、嫌いだ」という気持ちが強いのではないでしょうか。

自分を嫌っているとしたら、自分の中に抵抗が生まれています。

自分を嫌っているとしたら、エネルギーを目標達成に集中できません。

嫌な自分を切り離したいような気持ちになるでしょう。

自分が分裂しているとしたら、エネルギーも分裂しています。

あせるより、できない自分を受け入れることが大事です。

うまくいく自分も自分であり、失敗する自分も自分なのですから、否定せず認めることが大切ではないでしょうか。

うまくいかない自分もいとおしい自分なのですから、嫌わないでくださいと言いたいです。

あせる時の対処法

あせっている状態だと「早く結果が欲しい」と思うばかりで、冷静になれないのかもしれません。

目標達成を登山にたとえたら、麓から頂上へ向かって一歩一歩歩いていけば山頂のきれいな景色(=目標)を見ることができます。

やはり、一足飛びに頂上には立てません。

目の前の一歩を踏みしめてその一歩一歩を積み重ねることで山頂に近づくことができるわけです。

そうすると、経過が重要だということに気づきます。

目標達成のために計画したことや戦略を、一つ一つやっていくことで目標に近づけます。

やっても結果が出ないときもあるでしょう。

そういう時はフィードバックの時であり、方法や戦略を練り直す時なのかもしれません。

人間は思い描くことは、実現できるものだといわれます。

あなたはできると思うからやってみたいのであり、結果を想像できるのであれば必ずその結果を得られるのです。

そのために、一つ一つ目の前のことを気持ちを込めてやっていくことが大事なのではないでしょうか。

時間とは、今の瞬間瞬間の積み重ねなのですから、その時その時できることを丁寧にやっていくことが望む結果を得られる近道になるのではないでしょうか。

人間は、過去のことを悔やみ、未来のことを心配します。

過去や未来に気を取られるのではなく、今のあなたに集中してみてはどうでしょうか。

今のあなたは、成長している最先端にいるのです。

今が一番なのです。

今、あなたができることを、心をこめてやることが大事なのではないでしょうか。

お読み頂きありがとうございました。

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