毎日やるようになって習慣化できそうかなと思っていたところ、予定外のことが起こったり、今日は何か調子が出なくてやめようかなと思うことがあります。
ちょっと今日はお休みして、明日頑張ればいいと思う日があります。
これが誘惑なのです。
自分が自分にささやくのです、「今日一日ぐらい休んでも、いいんじゃない?!」と。
しかし、せっかくやってきたのですからほんとうに少しでもいいので、今日も続けましょう。
習慣化すると楽
今日もやりましょう!ということなんです。
1日40回の腹筋をやると決めて、順調にやってきました。
でも、なんか調子が出ない日があります。
何かいろいろやらないことが出てきていつもと違う日があります。
今日はやらないとしたら、また次の日、一から始めなくてはなりません。
ですから、少しでもいいので今日もやりましょう。
やる気が出ないときはチャンクダウンしてやってみるといいです。
1日40回が無理なら、5回でもいいのでやったという実績をつくるのです。
カレンダーに印をつけたりかわいいシールを貼ったりするといいと思います。
カレンダーにずらっと並んだシールを見ると、達成感が出てきます。
そして、初心を思い出します。
なぜ、習慣にしようと思ったのか、行動の理由をしっかりと確認するのです。
習慣化すると行動するのが楽になります。
初めてやることや、やり慣れていないことはそうしようと目的を定めて、やり方を考えてそれから行動に移します。
考えて準備して行動するまで時間や労力がかかります。
しかし、習慣化すると目的とかやり方とか考えなくても、行動しています。
考えることなく行動できるようになります。
自分にとっていいと思うことなら習慣化したほういいのです。
抵抗することなく楽に行動できるのですから。
なぜ腹筋をしようと思ったのか?
何もしなかったらズンドウになっていくウエストを少しでも締めたいと思ったから。
キレイな姿に近づきたいから。
運動の結果、得られる成果を想像するとモチベーションが上がるのではないでしょうか。
今日もまたやろうと決心し直せると思います。
今日はサボろうかな、と思います。
なぜ、そう思うのか?
潜在意識が元に戻りたいと思っているからかもしれません。
あなたの潜在意識が、「そんなきついことをしなくても、今のままでいいじゃない。」と言っているからかもしれません。
人間にはホメオスタシスの機能があります。
ホメオスタシスとは恒常性ともいい、生体が変化を拒み一定の状態を維持しようとする働きです。
潜在意識が変化を嫌い、元の状態に戻りたいわけです。
潜在意識は現状維持を続けようとする
潜在意識は、現状維持を続けようとするから、慣れ親しんだ状態がいいから、以前のような状態に戻そうと働きます。
「今日は調子が良くないから、今日はしない、明日すればいいや」と思います。
明日になったら、「明後日、やればいいや」と思います。
明後日になったら、「もういいや」とやらなくなります。
「やらなくてもいいんじゃない」というささやき(心の声)が聞こえたら、潜在意識があなたを元の状態に戻そうとしているのだと考えてください。
人間は、慣れ親しんだ状態がいいのです。
変わろうとするのを止めるのは自分自身なんだと思ったら、敵は自分の中にいたというわけです。
ただ、潜在意識は敵対するものではなく、現状維持がいいと思って、そうさせようとするわけです。
顕在意識と潜在意識のベクトルが同じ方向であれば行動の成果は得られます。
なので、潜在意識に行動の目標を言い聞かせ、同じ方向に向くようにすることが大事です。
行動の目標を再確認し、得られる結果を想像しモチベーションを上げることが大切です。
まずは、目標に向かって今日も一歩でも、半歩でもいいので、行動したという実績を残すことをおススメします。
良い行動を習慣にしたいと思ったら、とりあえず3週間頑張ることがポイントです。
潜在意識は現状維持を続けたいので、新しい行動に抵抗するかもしれません。
習慣化したら楽に行動できるようになります。
習慣化するまでは意志の力でやり続けることが大切です。
毎日少しずつでもやることで継続できたら、習慣になります。
習慣化できたら生活が変わります。
お読み頂きありがとうございました。