自分のことなのに、やりたいことがわからないのは、なぜ?~本音に向き合うワーク

「やりたいことがわからない」そう感じたことはありませんか?

忙しく毎日をこなしているのに、ふと立ち止まったとき「私って、本当は何がしたいんだろう?」と考えてしまう。

人生も仕事もがんばってきたはずなのに、なぜか“本音”が見えなくなってしまう──。

それは、あなたがずっと「他人を優先してきた」やさしい人だからかもしれません。

このページでは、
・なぜやりたいことがわからなくなるのか
・その原因となる「べき思考」
・本音を取り戻すための小さなヒント

を丁寧にお届けします。

最後には、心と向き合うワークもご用意しています。

あなたが自分の「やりたいこと」に気づくきっかけになればうれしいです。

やりたいことがわからない

「やりたいことがわからない」と感じている人は、決して少なくありません。

けれど、自分のことなのに、なぜわからないのでしょうか?

それは、ずっと“やりたいこと”を後回しにしてきたからかもしれません。

たとえば、こんな経験はありませんか?

  • 「お姉ちゃんなんだから、ちゃんとしなさい」
  • 「そんなこともできないの?」
  • 「時間には余裕を持って行動しなさい」

こんなふうに親や先生の言葉に従い、「ちゃんとする」「がまんする」「人に迷惑をかけない」ことを優先してきた──。

その結果、やりたいことより「やるべきこと」「しなければいけないこと」に時間もエネルギーも使ってきたのではないでしょうか。

子ども時代からずっと、期待に応えることに一生懸命だった。

だから、自分の「やりたい」は置き去りになってしまったのです。

「それは無理」「そんなことやってどうするの」と言われて、やりたいことを諦めた経験。

思い当たる方もいるかもしれません。

やりたいことがわからないのは、あなたの中に「やりたい」を育てる土壌がなかっただけ。

責める必要なんてありません。

「べき思考」に縛られていませんか?

「~すべき」「~してはいけない」そんな“べき思考”は、私たちの思考パターンに深く根づいています。

でもその多くは、親や先生、社会から与えられた価値観。

気づかないうちに、それを「自分の本音」と思い込んでしまっていることもあります。

「べき思考」が強いと、他人の目が気になって自分をジャッジしがち。

そして、同じように他人の行動もジャッジしてしまいます。

一方で「やりたいこと」は、思考ではなく感情から湧き上がってくるもの。

理屈ではなく、「ワクワクする」「なんか好き」という感覚です。

だからこそ、感情を抑えて生きてきた人ほど「やりたいこと」がわからなくなるのです。

やりたいことを見つけるには

「やりたいこと」は、自分の心の声に耳を傾けることで見えてきます。

けれど、これまでずっと「我慢」「正しさ」を優先してきた人は、自分の感情にフタをしてしまっているかもしれません。

そんなときは、小さなことからでいいのです。

たとえば、服を選ぶとき。

「似合うかな?」「評価されるかな?」ではなく、「気分が上がる」「なんか好き」と思えるものを選んでみる。

直感で選ぶ練習をすることで、感情のアンテナが少しずつ戻ってきます。

  • 「こっちのほうが心地いい」
  • 「なんだか気になる」
  • 「理由はないけど、こっちが好き」

そんな感覚を大事にしていきましょう。

やりたいことが見えてくるワーク

以下の質問に、思いつくまま自由に書き出してみてください。

制限や正解は必要ありません。

紙に書くことで、心の中が整理されていきます。

前提:お金も時間もたっぷりあると想像してみてください。

  • 質問①:絶対にやりたくないことは何ですか?
  • 質問②:お金を払ってでも、やりたいことは何ですか?
  • 質問③:死ぬまでに経験しておきたいことは何ですか?

書き出したあと、ゆっくり読み返してみてください。

「絶対やりたくないこと」の“逆”が、あなたの「やりたいこと」のヒントになることがあります。

1回きりで終わりではなく、何度か繰り返してみるのがおすすめです。

少しずつ、自分の内側とつながっていく感覚が育っていきます。

あなたの心を、大切に

「やりたいことがわからない」のは、それだけ周囲の期待に応えてがんばってきた証でもあります。

でもこれからは、他人を優先するのではなく、自分に優しくしていい。

自分の「好き」「心地よい」「ワクワクする」という感情を、もっと信じていい。

少しずつでいいから、「自分はこれがいい」と選ぶ練習をしてみてください。

あなたの心は、ちゃんと答えを知っています。

それに耳をすませる時間を、どうか大切にしてあげてください。

お読み頂きありがとうございました。

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