あなたは本当にできないダメ人間なのか?~行動の結果と人間の価値をみる

あなたは本当にできないダメ人間?

人は誰でも他人から褒められればうれしいですし、ダメ出しをされると凹みます。

そして、他人と比べてしまうと、ますます心穏やかでなくなったりします。

同僚が上司から評価されれば、うらやましいような悔しいようなモヤモヤした感情が出てきたりします。

自分には価値がないとすぐに思い込んだりします。

その一方で、他人が評価されたのを見てこういう風にすればいいのかと、次からは改善して頑張ろうと思う人もいます。

行動を見直そうとする人がいる一方で、自分の価値を疑うという人がいます。

他人と比べて自分を否定してしまうのはなぜでしょうか。

やはり、セルフイメージが低いから、自己否定をしてしまうのはないでしょうか。

あなた自身が自分の価値を疑っているからではないでしょうか。

あなたが存在しているという事実

あなたが存在していることを否定することはできませんし、あなたが生きている、ここにいるということは紛れもない事実です。

私たちはみな命があり、可能性を持った存在です。

「私は存在している。生きている。」ということを尊重することが、生きるうえでのスタートポイントです。

人間は存在しているだけで価値があります。

行動だけを重視していると、行動の結果が悪かったら価値がないことになるし、結果が良かったら価値があることになります。

仕事においては、結果を求められるでしょう。

もし結果が出なかったとしたら、あなたがその仕事をやるにはまだ早かったのかもしれませんし、本当にやりたかった仕事ではなかったのかもしれません。

準備ができ、時期が来れば結果を出せたかもしれないし、別な仕事であれば、容易にあなたの能力が出せたのかもしれません。

その時に結果が出せないからといって、あなたに価値がないとは言えません。

私たち一人一人は、様々な可能性を持っています。

行動の結果で人間の価値は決まらないのです。

あなたの価値は比べられない

行動して何かの結果を出せる能力と自分自身の価値を同じに見てしまうと、行動結果が悪かったら自分には価値がないことになります。

行動の結果とその人の価値は別のものです。

上手くいかないとき、「私には価値がない」というわけではありません。

出来たことや出来ないことに関わりなく、あなたは価値があるということを忘れてはいけません。

他人から認めてもらいたいと思うのは誰しもです。

でも、自分の価値を他人の評価に委ねることは愚かなことではないでしょうか。

人間の価値とはその人の行動の結果とは関係なく存在するものです。

価値はその人の存在そのもの、その人の命だからです。

自分で自分を承認することが大事です。

自分の評価は自分が決めると宣言して、自己否定をやめましょう。

セルフイメージが低いため、自己の可能性を信じることができないとしたら、あなた自身をジャッジすることをやめてみましょう。

丸ごとのあなたを受け入れるです。

この世にあなたと同じ人間はいないのです。

あなたのよい部分に目を向けてみてください。

自分を好きで尊重することが、人生を肯定的に生きるスタートです。

お読み頂きありがとうございました。

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