行動できない原因
こうなりたいという目標はあるけれど、なかなか行動に移せないことがあります。
また、はじめは張り切ってやっていたけど、だんだん行動量が少なくなったということもあります。
そして、やらなくなったという経験があるのではないでしょうか。
目標はあるのだけれど行動が伴わないのは、目標を明確に意識できていない場合ではないでしょうか。
「~したい」「こうなったらいいな」という程度では行動は促せません。
「瘦せたらいいな」とか「副業で稼げたらいいな」とか思います。
しかし、これは目標とはいえません。
得たい結果を得るには、目標を明確にすることが大切です。
そして、その目標を意識する機会を多くすることが必要です。
目標設定の手順
ダイエットを目標にしたら、瘦せるための情報を集めます。
そうすると、やり方はたくさんわかりました。
しかし、実際になかなか始められなかったり、続かなかったりすることがあります。
得たい結果を得るために、行動する前に次のことを決めておくことが大事です。
達成可能な目標
目標は達成可能なものにすることです。
自分がイメージできることはやれるといいます。
今まで挑戦したことがなくても、やってみたいと思えることやイメージできるものは達成可能なのです。
ゴール設定
ゴールを設定します。
多くの人は、やり方や方法論にこだわってしまいます。
しかし、一番大切なのは、自分はどこに向かうのかという目的地をしっかり決めることです。
ダイエットであれば、「やせたい」だけでは弱いのです。
目標を設定する方法として具体的であることが必要です。
そのために、今考えていることや理由を文章化してみます。
紙に書き出してみます。
ただ考えているだけでは見えなかった思いや考えが明確になります。
私の例ですが、ダイエットを決めたのは「みにくく太ったまま年老いて死んでいくのはイヤだ。」という理由からでした。
目標設定する場合、自分の感情に注目します。
自分に問いかけてみてください。
なぜそれをやるのか?、なぜ達成させなければならないのか?…真剣に考えるでしょう。
達成した私はどんな気分がするのか?
達成した未来はどんなものが見えるだろうか?
どんな音が聞こえるだろうか?
どんな感覚になれるだろうか?
五感をフルに活用し、感じられる状況を想像してみます。
お気に入りのスーツがまた着られるようになるとか、指が太くなって入らなくなった指輪が入るようになるとか…。
結果を想像してその感情を感じてみます。
それよりも何よりも、体形を軽蔑したような人を見返してやりたいという思いが湧いてきたりします。
瘦せたら、どんな反応をするか想像すると楽しくなります。
目標を達成したときの感情をたくさん書き出してみます。
具体的な状況を思い浮かべて想像しながら書いていきます。
測定可能な目標
数字で表わすことのできる目標にしたらより具体的で成果が見えやすくなります。
モチベーションが続きます。
目標体重は〇〇キロと決めたら、具体的で取り組みやすいです。
毎日のカロリーは〇〇とか、1日に30分は運動するというように数字で設定します。
目標達成と期限
いつまでに達成すると決めることが大事です。
いつか体重が〇〇キロ減ったらいいなと思っていたら、目標達成はできないでしょう。
具体的に、今日、今週、今月、半年後、1年後、…というように設定することが必要です。
具体的な行動プラン
ダイエットであれば、自分ひとりでやる場合もあるでしょう。
指導してくれる人にお願いすることもあるでしょう。
ここで初めてやり方、方法論がでてきます。
行動し続けるには
行動するには先ほど述べた順番が大事です。
得たい結果を明確にして行動の方向性を明確にします。
この場合、どうしても達成したいという止むに止まれぬ理由を特定します。
そして、やり方が来ます。
行動し続けるには明確な目標設定が重要です。
どこに行くかわからないと、動けません。
だから、ゴールをはっきりと定めます。
自分ではわかっているようでも、なぜだか毎日の生活の中であいまいになっていきます。
なので、ゴールを常に意識しておくことが行動を続けるには不可欠です。
毎日の生活の中では、意識してやることよりも何も考えずにやることが楽です。
習慣にできたらよいということです。
目標設定してやり始めると苦しい状態を経験します。
やめたいと思うことが起こります。
やったことのないことだったらなおさら辛いと思い、休みたいと思います。
しかし、行動を続けなければ得たい結果は得られません。
私の場合、目標を明確に意識することに役立ったのが毎日のウォーキングでした。
体重を落とすという効果はほとんどなかったでしたが、毎日やることによって、自分がやっていることの目的を意識していたように思います。
常に自分はどこに向かっているのかゴールを意識することが大事です。
最後に
目標はあるけれど、行動できないとか行動が続かないのは、目標設定を明確にしていないからではないでしょうか。
目標を決める場合、自分の考えを明らかにするために文章化してみます。
自分に問いかけ、目的や意思を明らかにします。
自分が向かう目的地をはっきり定めて意識を常に向けていることが大事です。
ゴール設定は明確にします。
目標達成をした自分はどんな状態になっているのか、具体的に五感を使って想像してみます。
達成したときの感情を味わってみます。
得たい結果を得た自分を臨場感を持って想像します。
五感をフルに使い達成感を味わい、感情を味わいます。
次に、行動プランを立てます。
そして、行動を開始します。
行動しながら常にゴールを意識することが大事です。
日常生活に流されて目的地を見失いそうになったら、自分自身にゴールを宣言することが有効です。
ゴールを常に意識することが、行動を続ける原動力になります。
お読み頂きありがとうございました。