あなたの問題を解決するには
日常うまくいかないことや突然のトラブルに巻き込まれ、どうしたらいいか思い悩むことがあります。
解決策が浮かばず、もんもんとすることがあります。
早く解決した方がいいとはわかっていても、気力がおとろえ、先送りにしてしまったりします。
見たくないものは見なかったことにしようと思ったりして、実際見ないようにしたこともあるのではないでしょうか。
人間は考えることが好きではないのかもしれないと思ってしまいます。
でも、解決しなければならないことは形を変えて、再び目の前に現れてきます。
例えば、職場で意地の悪い先輩社員がいた場合、どうしても我慢できず辞めたけど、新しい職場にも似たような嫌な人が現れるということがあります。
「宿題を終わらせなさい」と言われているかのように、またその嫌な人との関わり方に頭を悩ますということが起こったりします。
人間は自分の都合のよいように考えるクセがあります。
見たいものを見て、聞きたいものを聞きます。
しかし、それでは何も変わらないこともわかっています。
起こった出来事にしっかり向き合い答えを出さなければならない場合があります。
問題だということは、それは自分の心がわかっています。
解決しなければならないことは自分のためだよ、と心が言っています。
そうであるなら、乗り越えるべき壁と捉えて答えを出す必要があるようです。
原因があって結果があります。
結果、すなわち出来事が自分にとってよくないものであるならば、そしてそれがたびたび繰り返し起こるのであれば、原因を探らなければなりません。
ものごとを解決する前提として自分の問題は、正面から取り組まなければならないことがあります。
一見、あなたにとって不都合な出来事が起こったとしたら、全てあなたに起こる出来事はあなたにとって必要なことだと考えてみてはどうでしょうか。
どんな嫌な出来事でも … です。
自分に何かを教えるために出てきたことだと思えたら、その出来事を積極的に見ようとします。
起きた問題に向き合う姿勢
問題だとして捉えていることは、そのことに対して嫌悪感を持つ、不安を感じるなどネガティブな感情を持っているはずです。
相手やその出来事を受け入れたくないとあなたは拒否して、抵抗しているかもしれません。
できたら、無いものとしたいけど、その嫌なものは避けては通れそうもないものです。
ものごとの捉え方には二通りあるように思えます。
やっかいでどうしたらいいかわからないし、何もする気になれないと思うのが普通の一般的な反応でしょう。
もうひとつは、すべてはあなたのためにあるということ、すべてはあなたにとってすばらしい問題だとする捉え方です。
どうして、こんなに困って悩んでいるのにすばらしいと思えるわけがない!と思うかもしれません。
しかし、すべてはうまくいっている、順調だと思ってみるのです。
問題に対する抵抗をやめて、その問題はあなたにどんないいことを与えてくれるのかを考えてみるのです。
あなたが抵抗をやめて、プラスの面を考えたらどんなことがあるでしょうか。
嫌な気分やネガティブな感情ではなく、穏やかで心地よい感情になれるような解釈をしてみるのです。
あなたにとってすばらしいことだと思えたら、問題に向き合いその結果も素直に受け入れることができるでしょう。
嫌なものだと思っていたことがニュートラルになり、ポジティブに捉えられるかもしれません。
問題解決のために、無理やり自分が我慢すればいいとか、自分を犠牲にすればいいといっているのではありません。
また、どうにでもなれというような投げやりな態度でもないのです。
先ほども言いましたが、難しくても苦しくても向き合わなければならない場合があります。
結果として、常にあなたの幸せに通じている途中で起きた出来事と考えたら、問題の見え方が違ってくるではないでしょうか。
この問題を解決するにはどうしたらいいか、幸せに通じる道を考えるのです。
そして、あなた自身の力を信じることが大事です。
自己嫌悪や自己卑下をしていては力を奪われますから、そういう否定的な考えは手放しましょう。
常にあなたにとっていいことなのだと思ったら、問題の解釈の仕方が変わります。
すべてうまくいっている
あなたはすべて順調で、すばらしいと思ったら姿勢が変わってきます。
自分に起こった出来事の結果は、自分が受け入れて誰のせいにもしないでしょう。
未来に通じるすばらしいこととして受け入れるでしょう。
ネガティブな出来事はあなたに何かを教えようとしていると考えることができ、その出来事の積極的な意味を捉えることができます。
自分のこととして捉えているので自分のリソースを信じることができます。
自分を信じて行こうと思えます。
そして、自分を大切に扱うと決めて大切にします。
問題だと思っていたことは、あなたへの幸せに通じるメッセージだと受けとめられるでしょう。
お読み頂きありがとうございました。