セルフイメージを変えて現実を変える!「演じる」ことで内面が変化するメカニズム

人前であがらずに話をしたい、もっと積極的な人になりたいとか、今の自分を変えたいと思っている人は必見です。

人間の行動は、「自分はこういう人間だ」というセルフイメージに大きく左右されます。

たとえば、「私は内向的だ」と思っている人は、無意識に内向的な行動をとります。

「自分は成功する人間だ」と思っている人は、成功に向かう行動を取っています。

自分を変えたいと思うならば、セルフイメージを変えることです。

変えるために「演じる」ことをやってみましょう。

「演じる」ことでセルフイメージが変わり、それに合わせて行動も変わります。

この記事は、演じることで内面が変化するメカニズムが書かれています。

望ましいセルフイメージを明確にする

なりたい自分は、どんな人物なのでしょうか?

理想とする人や、成功している人を明確にイメージするところから変化は始まります。

「インナーテニス」で著者のガルウェイは、否定的なセルフイメージを変えるためには「演ずることをやってみなさい」と言っています。

テニスがうまくなりたいと思ったら、プロのようになれれば最高でしょう。

プロをまねることは実力の差がありすぎて、うまくいきません。

そこで、プロのテニスプレーヤーを演じている俳優のように行動しなさいといいます。

つまり「プロテニスプレーヤーを演じる俳優」を演じるということです。

プロであれば、こういう場合どう振る舞うか、どういうメンタルを持っているのか、毎日の習慣ではどんなことをしているのか想像して、やってみます。

堂々とした姿勢で歩く、食事には気を使っている、毎日のトレーニングは欠かさないなど、たくさん出てくるでしょう。

なりたい人物を明確にイメージします。

なりたい人物は一日をどのように過ごすのか、一週間はどんなことをしているのか、イメージしてみるのです。

具体的なモデルがいればまねればいいし、いない場合は、理想の自分になったらどうするか考えて、「演じる」のです。

行動が先、感情が後に変わる

多くの人は、「自信がついたら堂々と振る舞えるようになる」、「成功したら成功者のように行動できる」と思いがちです。

しかし、実際は逆なのです。

「行動が感情を作る」のです。

たとえば、笑顔を作ると本当に楽しくなる、作り笑いでも脳は「楽しい」と錯覚するので、楽しいと感じるのです。

また、胸を張り堂々とした姿勢をとると、本当に自信が湧いてきます。

就活生が面接の前にガッツポーズを取ったら、ガッツポーズをした学生はみな面接に合格した話があります。

つまり、成功者のように行動すると、それにふさわしい感情が生まれるという順番で、内面が変わったのです。

脳の神経回路が書き換わる

脳は「使われる回路」を強化し、使われない回路を弱める性質(神経可塑性)をもっています。

つまり、新しい行動を続けることで、脳の回路自体が変化し、新しいセルフイメージが定着するのです。

先ほど述べた「演じる」という行為でいうと、最初は「演じているだけ」です。

演じていくうちに脳内で、新しい回路が出来上がります。

「これは自分にとって当たり前の行動である」と認識されるようになります。

最終的に、「演技」ではなく「本物の自分」に変わっています。

具体例として、「私は堂々と話せる人だ」と思っている人は、実際に人前で話すのが楽になります。

また、「私はお金持ちのマインドを持っている」と思うと、価値が無いと思うものにはお金は使わず、資産形成に集中したりします。

演じ始めの頃は「本当の自分じゃない」と感じるでしょう。

しかし、それでも大丈夫です。

続けることで「これが本当の自分だ」と感じられるようになります。

フィードバックループが働き、現実が変わる

「演じる → 行動が変わる → 内面が変わる → さらに行動が変わる」というフィードバックループが生まれます。

◆ 成功のフィードバックループは次のように繰り返されます。

1.成功者のように振る舞う(演じる)

2.それにあった感情、例えば、自信ややる気が生まれる。

3.新しい行動を取るようになる。例えば、挑戦したり、努力するなど。

4.実際の結果が変わる、成功体験が増えていく。

5.「これは自分にふさわしい」と確信するようになる。そして、セルフイメージが自分は成功者であると強化される。

6.さらに行動していくと、成功者の行動が当たり前になるので、好循環が生まれる。

このループが続くと、もう「演じている」感覚はなくなり、本物の成功者のマインドが身につきます。

演じることでセルフイメージが書き換わり、現実が変わる

演じることで、行動が先、感情が後に変わるのです。

演じてみると、本当にそう感じてきます。

そうすると、脳の神経回路が書き換わり、新しい習慣が定着します。

セルフイメージが変わると、それにふさわしい行動を取るようになります。

フィードバックループが働き、現実が変わっていくのです。

「最初は演技でいい。繰り返せば、それが本物になる」

これが、「演じることで内面が変化するメカニズム」です!

貴女も演じて、現実を変えていきませんか!

高いパフォーマンスを発揮するには、自己コントロールをやめ、無意識に任せる!

お読み頂きありがとうございました。


インナーテニス

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