潜在意識の中の「根拠のない自信」が願望実現を後押ししてくれる

潜在意識の中にある「根拠のない自信」

新しい仕事にチャレンジしたり、やったことのないものをやろうと決意します。

その際、「自分にできるだろうか」という不安が出てきます。

でも、不安と同じくらい「やってみたい」という高揚感があり、何となくできそうな気がします。

この何となくできそうな気がすることが「根拠のない自信」です。

人間の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があります。

「顕在意識」の中で目標を決めます。

その目標を「潜在意識」が実行します。

夢の実現には「根拠のない自信」が必要です。

根拠のない自信は、理由は分からないけど何かできるような気がするという自分を信じる心です。

根拠のない自信は「潜在意識」にあるものです。

うまくやるには気持ちが大事

突然ですが、ダンスの上手な人につり橋の上でキレキレのダンスをして下さいとお願いしたら、その人は踊れるでしょうか?

たぶん踊れないでしょう。

つり橋の上はぐらぐらして安定してないし、安全ではないからです。

人は安心感がないと高いパフォーマンスはできません。

安全な状態でなければやりたいことをやろうとは思わないのです。

能力を発揮するには自分の気持ちが重要です。

能力を存分に発揮できるという気持ちが高いパフォーマンスを生みます。

アスリートは本番でも普段の練習通りのパフォーマンスができるように、自分の心の状態をもっていきます。

高いパフォーマンスができる気持ちをつくる一つの要素が「自分はやれる」という根拠のない自信です。

反対に、「自信がない」と思って行動を始めたら、高いパフォーマンスはできません。

エネルギーを100%パフォーマンスに投入できません。

パフォーマンスをしながら、自分の心の中にある「自信がない自分」を押さえるのにもエネルギーを割かなければならないからです。

やりたいことに集中してエネルギーを使うのではなく、それ以外のことにもエネルギーを使わなければなりません。

焦点が定まらず、力が分散されてしまいます。

自分を落ち着かせることが先で、やりたいことは二の次という状態になってしまいます。

うまく行かないかもしれない、自信がないというのは過去の記憶からくるものかもしれません。

「あなたには無理よ」「危ないことはしない」「あきらめろ」…というような幼い頃に聞いた言葉を覚えているのかもしれません。

過去のネガティブな記憶は不安感を大きくし、警戒心を持たせるようになってきました。

子どもの頃、一人で不安な状態で、周りを警戒しながら、おどおどとぎごちなかった、その記憶があなたを止めているのかもしれません。

行動しようとすると、「怖い」「イヤだ」という思いが出てくるのかもしれません。

人間は「思い」が現実になるといわれます。

思いは言葉になって口から出てきます。

「できない」「足りない」といっていると自分の脳はそういう状況を作り出していきます。

未来は変えられる

過去失敗したから、未来も失敗するとは限りません。

未来から時間は流れてくるのです。

過去は重要ではないのです。

過去は未来のあなたに関係がないのです。

目標を達成するには、行動を止めているネガティブな思い込みをはずしていくことが大事です。

生きている人間は、過去に生きるのでもなく未来に生きるのでもなく、今、この瞬間に生きるものです。

今、この瞬間に意識を集中する、自分がやっていることに集中することが重要です。

一瞬一瞬の積み重ねが時間となっています。

気持ちを込めて今やっている事をやるのが大切なのです。

できると思うからやろうとする

目標を達成するには目標の設定と現状の把握が必要です。

目標と現状にどれだけギャップがあるのか把握します。

自分を客観的に見る姿勢が大切です。

目標と現状のギャップを明確にして、それを行動によって埋めていくのです。

課題を明確に細分化して設定して、目標達成に近づきます。

ひとつひとつの課題を行動することで、達成していきます。

見上げる山は高くそびえ立っているように見えます。

山頂に到達した人がいるならば、必ずあなたにも登ることはできるはずです。

人はできないことをやろうとは思わないといいます。

やりたいと思っていることは自分にはその能力があるということです。

最初は目標を強く求めることでスタートしますが、あせりや力みがでてきたら要注意です。

冷静に自分を見ることが大切です。

そして、他人と自分を比べないことです。

他人はやすやすとできるように見えるかもしれません。

それに比べて自分は…と落ち込むことがあります。

その人と自分とではバックボーンが違うのではないでしょうか。

相手と自分は違う人間ですから、比べること事体が無意味なことなのです。

ものごとにチャレンジするには、「根拠のない自信」を持つことがスタートです。

「根拠のない自信」は自分自身を信じる心です。

例えるなら、他人にものを頼む場合、その人を信用するからお願いするわけです。

信じられない人に頼まないし、反対に信じてくれない人に応えようとは思いません。

意識で決めた願望を、無意識が行動して実現してくれるわけですから、自分を信じることが成功するための土台です。

「成功は成功の上に築かれる」といいます。

実践していくプロセスの中で大きくなくてもいいので、小さい成功を達成することで自信が積み上がっていきます。

小さい成功の積み重ねが、自分を元気にしてくれます。

人は、根拠を求めます。「自信」の根拠を求めます。

理屈をつけて納得したいのです。

しかし、目標を達成するには、無意識を信じることが大事です。

「根拠のない自信」を持つことが必要です。

成功をイメージングして「なんとなくできそう」、「うまくやれる気がする」という心の状態にすることです。

自分を信じる心に自分自身が応えていくことで結果を出すことができる、というイメージでやっていくのです。

お読み頂きありがとうございました。

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