恋愛の完成形が結婚ではない
恋愛の後に結婚があると思います。
しかし、この考えは思い込み、あるいは幻想かもしれません。
女性は、子供の頃から様々な困難を乗り越えて結婚に至る恋人同士の物語にあこがれます。
現実に恋愛して結婚するカップルは多くいます。
しかし、恋愛しても結婚に至らないカップルもまた多いのです。
恋愛したら結婚があるとは必ずしも言えません。
小説家の瀬戸内寂聴が「恋愛とは雷に打たれるようなもの」と言っています。
恋愛は理屈ではなく、ある日突然やってくるもので逃れられないものだといっています。
恋愛はお互いの恋愛感情が高まり、求め合う欲求と言えるでしょう。
恋愛対象は好きになった人であり、その人が独身であるか既婚者であるか関係ないわけです。
強く惹かれあい、相手と合一したいという切なる願望があります。
甘い感情を味わい、燃えるような恋をしたいと多くの女性はあこがれます。
恋愛感情がピークに達した時に、男性からプロポーズされ結婚するのが理想的だと思います。
先ほどもいいましたが、恋愛後結婚に至らないカップルも多いわけです。
恋愛結婚にあこがれるけど、恋愛=(イコール)結婚ではないともわかっています。
恋愛は永遠に続くものではなく、いつかはさめるものです。
また恋愛はするが、結婚はしたくないという独身男性もいるわけです。
不倫であれば、そもそも結婚自体が無理だという場合が多いでしょう。
婚活の完成形が結婚
結婚は生活です。
結婚は、これから残りの人生を仲良く一緒に暮らしていけるであろうと思えるお相手と家族を作るものです。
結婚には恋愛結婚もありますが、お見合い結婚もあります。
お見合いは、年齢、仕事、学歴、家族構成などお互いの条件を開示し、その条件をもとに設定されるものです。
多くの女性は、婚活を条件重視で進めていくでしょう。
婚活からの結婚は、お見合い結婚と通じるものが多いのではないでしょうか。
結婚生活をうまくやっていける人であるのかお見合いの相手を冷静に判断しているところがあります。
お相手の経済力や人柄、健康であることなど、結婚生活を続けていけるのかが決め手になるでしょう。
ですから、結婚生活を共にできるお相手を選ぶのが婚活ですから、婚活の完成形が結婚であるというわけです。
婚活女子の恋愛結婚への幻想
先ほどいいましたが、多くの女性はすてきな男性と恋愛をして恋愛感情がピークに達した時、男性からプロポーズされる結婚を夢みています。
婚活をやっている女性の中に、恋愛を重視している人もいます。
婚活パーティに参加したけどいい人がいないという声をよく聞きます。
恋愛対象になるようなときめく男性がいないという嘆きのようです。
恋愛の上手な男性は女性の扱いに慣れていて、そういう男性に女性は惹かれます。
結婚はしたくないけど、恋愛はしたいという男性は多いでしょう。
最終ゴールは結婚と夢みる女性は、恋愛だけしたい男性と付き合ってもなかなかゴールにたどりつけません。
婚活している女性にとって、結婚する男性なのか恋愛だけしたい男性なのか見極めることは大切です。
最終的に時間を無駄にしてしまうという悲劇が起こります。
ここで問いますが、
あなたは恋愛をしたいのでしょうか?
それとも結婚をしたいのでしょうか?
恋愛期間と結婚期間を比べたら、恋愛期間より結婚生活のほうがはるかに長いです。
恋愛は今、ときめく思いや燃え上がる感情を感じていたいものです。
恋愛は何年も続くものではなく、いずれ冷めて終わりが来るものです。
対して結婚は生活であり、また子供がいたらは簡単に離婚とはいかないでしょう。
結婚生活は長期的な視点やお互いの思いやりが必要で、根気よくうまく生活をやっていく姿勢が求められます。
恋愛と結婚はお互い好意を持つもの同士のカップルが基本だということは同じです。
恋愛は強い性的欲求の感情で盛り上がる一時的なものです。
それに対して、結婚は生活を二人で創り上げていかなくてはなりません。
結婚を目指すのならば、結婚する準備ができている男性を選ばなくてはなりません。
大恋愛ののち結婚するという理想はファンタジーと思ったらどうでしょう。
条件でお相手を選ぶ婚活は、恋愛とは別物と考えたほうが良いのではないでしょうか。
これからの人生を共に過ごせるお相手を見つけるのが婚活であると考えたら、男性を見る視点が違ってくるのではないでしょうか。
お読み頂きありがとうございました。