なぜ私の婚活は長引いているのか
生きているといろいろなことが起こり、どうしようかと悩むことが多いです。
しかし、解決した方がいいと思っていても後回しにしたり、先送りにしてしまうことがあります。
例えば、婚活が長引いている女性がいます。
彼女は、なんでも親がやってくれる実家暮らしのアラフォーです。
職場にはお母さん手作りの豪華なお弁当を持ってきます。
居心地がいいのと、経済的だからということで実家暮らしをしており、今までもててきたという自信もあり、本気になれば結婚できると思っています。
しかし、現実はそうなっていません。
過去、何度か婚活パーティに参加したり、お見合いをしたけど決まりません。
相手に求める条件が多いのか、結果が出ません。
たまに気に入った男性がいても断られ、その直後は、しばらく婚活をやめてしまいます。
拒否されたという事実に向き合いたくありませんから、見たくないものは見なかったことにしようと思うようです。
一般的にいえることですが、ものごとがうまくいかなかったときは、何が原因なのかを考えなければ欲しい結果は手に入りません。
婚活とて同じことです。
自分に問題があったとしたら、それを改善できるようにしなければなりません。
普通、人は他人から拒否されたというつらい現実を受け止めたくないし、まして自分に原因があると考えたくありません。
しかし、婚活がうまくいかない結果とその原因をしっかり考えないから、いつまでも結婚できないという問題を引きずります。
このまま実家暮らしでいいと思うなら、結婚できない現実に対応しないですみます。
言うなれば、自分の問題から逃げているようなものです。
でも、またしばらくすると、婚活を始めなければならないとあせり出します。
結婚したいという漠然とした願望は消えていないので、再び頭の中に浮かんできます。
婚活と夏休みの宿題を例えたら怒られるかもしれませんが、「夏休みの宿題を終わらせなさい。」と言われているのに、本人は宿題を先延ばしにしています。
婚活を意識する時期とそうでない時期を交互に繰り返しています。
第三者が見れば、大事な時間を無為に過ごしているように見えます。
人は自分の都合のいいように言い訳する
一般的に、人間は自分の都合のよいように考えるクセがあります。
彼女に限らず、女性は年齢を重ねても、気持ちはもてていた20代の頃のままなので、自分の容姿やスタイルに自信があるため、まだまだ男性から選ばれると思っています。
しかし、現実は結果が出ていないのです…。
自分が見たいものだけを見て、聞きたいものを聞いているという状態なのではないでしょうか。
結婚という結果が出ていないということを、自分の問題として捉えることが必要です。
いや、結婚できてらいいけど、できなくてもいいと思っているのかもしれません。
自分の問題として捉えていなかったとしたら、たぶんこのまま何も変わらずに、年齢だけ重ねて行くことになるような気がします。
一般的に事体をよくしたいと思ったら、まず、どこに問題があってうまくいかないのか考えなければなりません。
先ほども言いましたが、ものごとに向き合う前提として、自分の問題は自分のこととして捉えることがスタートです。
しかし、自分のことと思わなかったら、残念ながら何も変わらないでしょう。
意識的に責任を持って生きる
誰でも人生の問題に向き合う姿勢として、まず、自分に責任を持つことが大事です。
「あたりまえじゃない!」と思われるかもしれませんが、自分のことを自分のこととして捉えていないから、何年もその問題を抱えているのではないですか?ということなのです。
厳しい言い方になりますが、意識的に問題をとらえていないから、何年も婚活を続けて、結果が出ないのです。
結婚するという自分の問題にしっかり向き合い、答えを出そうとする意識と姿勢がなければ、解決しません。
嫌なものでも見なければならない時があるし、考えなければいけないときがあります。
男性が結婚相手としての女性に求める条件は、女性としての魅力をもっているかということは当然ですが、それに加え、家庭を持ったときに家庭を切り盛りして行く才覚があるかということも入ってきます。
結婚は生活です。
結婚を考える男性は、女性に家庭生活を守り続ける能力があることを期待します。
実家暮らしをしている女性がすべて家庭生活を継続する能力がないとは言いませんが、一人暮らしをしている女性は、家事などの日々の暮らしを自分の責任と才覚でやっています。
自立して、一人暮らしをしています。
一人暮らしで起こる細々した問題を、自分でしっかり解決しています。
自分のことに責任を持っています。
意識的に生きて、自分に責任を持っていますから、自分がどうすれば幸せになれるか対策を考え、現実を見て行動しています。
そして、断られても、また次に続けようとする意志が自分の中でつくられていきます。
今回は毒を吐いてしまいましたが、あなたの時間を大切にしていただきたいと思い、書きました。
お読み頂きありがとうございました。