職場の意地悪な人を頭の中からなくす方法:相手に意識を支配されないために

意地悪な人を意識から消し去る方法

職場に意地悪な人がいた場合、その相手を意識から消してしまう方法を考えてみました。

ただ単に嫌な感じがするという段階ではなく、具体的に意地悪なことを言われたりされたりした人に対してのやり方です。

意地悪やパワハラがひどい場合は、職場の担当の部署に相談した方がいいですが、自分の捉え方と意識を変えることで、相手が気にならなくなることがあります。

人は意識を向けたものが、大きくなるといいます。

意識して考え続けるということは、その意識を向けた対象に自分のエネルギーを送り続けていることになります。

ですから、嫌な相手のことを考えないということです。

「それができれば苦労はないよ」と反論されそうですが、意識を向けたら、その相手に自分の脳を支配させてしまうと考えてください。

「また、考えてしまった」と気づいたら、深呼吸をしましょう。ゆっくり、数回やってください。

相手のことばかりが頭の中に浮かんでくるのは、嫌な人に執着している状態です。

相手を頭の中から消し去るやり方ですが、イメージとして、パソコンの画面に相手が大写しで映し出されているところを想像してください。

その相手を画面上で、マウスをぐるぐる回しながら、小さくしていっていると想像します。

画面いっぱいに映し出されていたものが、米粒ほどの大きさになっていくイメージです。

その米粒ほどの相手の画像を中央に置くのではなく、隅っこに置いてください。

そして、最後に「削除ボタン」をポッチと押します。

きれいさっぱり、画面上から消えてなくなりました。

その後の画面には、好きな風景や人物を映し出します。

好きな人、アイドル、好きな風景、行って見たい所、お気に入りのもの etc

再び嫌な相手が浮かんできたら、同じように画面上でぐるぐる回し、米粒ほどになったら、画面の隅っこに追いやり、削除します。

頭に浮かんでくるたびに、繰り返してやります。

人間は、目で見たり、音を聞いたり、肌で感じる感覚で外部の情報を集めます。

その情報の集め方に、得意なやり方というのがあるといいます。

人間は右利き、左利きというように、視覚で情報を捉えるのが得意な人、音に敏感で聴覚が優位な人、そして、肌感覚を重視する身体感覚が優位な人がいます。

職場で嫌な人がいる場合、その人の姿が見え、その人の声が聞こえるのが毎日だったら、その人の情報が頭の中にどんどん溜まっていきます。

視覚に敏感な人は、なるべくその人を見ないようにしたり、音や言葉に敏感な人は、その人の声が聞こえないように離れるなどしてみてください。

距離を置くことや接触する回数を少なくすると、相手が自分の視界に入る回数や声を聴く回数を減らすことができます。

相手に対する感情をなるべく発生させないようにするために、事務的な態度で接することもよいです。

最低限伝えなければいけないことや報告しなければならないことはした上で、それ以上はかかわらないと決めることです。

大事なのは、意地悪をする相手と同じ土俵に立たないことです。

相手に怒りが湧いて、言い返したり仕返ししたくなる気持ちになりますが、相手に抗議すると関わりを増やすことになります。

相手と同じレベルになってしまい、相手と同じ嫌な波動になってしまいます。

波動をずらすことです。

関わると相手に付け入る口実を与えてしまうので、仕事上、最低限のかかわりにすることが良いです。

嫌な相手に意識を向けない

先ほどもいいましたが、嫌な相手に意識を向けると、その相手が自分の意識の中で大きくなります。

毎日、視覚や聴覚から相手の姿や声をとらえているため、無意識の中に嫌な思いがどんどん溜まっていきます。

なので、その嫌な思いに心を支配させないよう、他のことに視点を向けます。

楽しいこと、面白いこと、うれしいことへ。

普段は、タイミングよくいいことや楽しいことは起こらないのが普通ですから、視覚や聴覚に心地よく楽しい情報を自分に与えてやります。

好きな音楽や、好きな人の写真等…。

もっと意識の中に入るのは、ストーリーのある映画やお話です。

好きな映画をDVDやインターネットから選んで視聴すると、頭の中は映画の世界になります。

大笑いできる喜劇だったら、気分が変わります。

気分が上げられるものを、たくさん見ることをお勧めします。

何度もいいますが、意識を向けたものが大きくなります。

意識を向けたものにエネルギーを送るからです。

意地悪な嫌な相手に自分の心を支配させないために、視覚と聴覚を使う楽しい映画や動画が、意識を変えるのに効果的です。

みんなと仲良くしなければならないという思い込みに支配されているかもしれませんが、合わない人とは合わないと割り切ったほうが楽です。

相手を憎むわけでもなく、相容れない人もいるものだと考えて、他のことに意識を向けたほうが建設的です。

お読み頂きありがとうございました。

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