悪口を言われて、ショック
職場で仲のいい人だと思っていたのに、陰口を言われていることを知ってショックを受けたことがあります。
「私はその人にひどいことをした覚えがないのに、どうして悪口を言うの?!」と思います。
家に帰っても何もする気が起こりません。
「これじゃだめだ」「もっと、しっかりしなければ」と気にしないようにと自分を責めてしまいます。
他人からの悪口に対して気持ちを立て直す方法を考えてみます。
悪口を言う人の心理
悪口を言われるのはショックですが、言われた側に問題があるのではなく、言う人間に問題があると考えています。
言われる側に対して、相手のしっとやねたみがあるのかもしれません。
あるいは、知らないうちに相手を傷つけていたかもしれませんが、相手の内面は外部の人間にはわからないことです。
言葉には気をつけるようにするべきです。
しかし、相手がこちらに対して悪い感情を持っているとしてもそれを悪口という形で攻撃してくるのは、違う気がします。
悪口を言われてショックですが、悪口を言われている側の問題ではなく、言っている側の問題だと捉えたらどうでしょう。
悪口を言う人は不満を悪口を言うことで発散しているのかもしれません。
あるいは、自分が上だということを周りの人たちに示したいから悪口を言うのかもしれません。
悪口を言う人の心を考えると、きつい言い方ですが、やはり幸せな状態でないから悪口という毒を吐くのではないでしょうか。
人間は幸せであれば、周りの人にもその状態が伝染するものです。
幸せな人は、穏やかでやさしく明るい雰囲気をただよわせています。
悪口を言われて悩むときは、言われる側に問題があるのではなく、言う人の問題だと捉えたらどうでしょう。
悪口への対処法
人は他人を変えることはできません。
その悪口をいう人の問題は、その人自身が解決するべき問題だと考えるほうがいいようです。
また、その人をどうにしてやろうと考えるの適当でなく、関わるほどにエネルギーを奪われるので、深入りするのはやめた方がいいでしょう。
1.距離を置く
悪口を言う人からは、距離を取るのが一番です。
仲間はずれにされたら嫌だと言う思いがあり、離れることはできないと思うかもしれません。
しかし、悪口を言う人と本当に仲良くできるでしょうか。
悪口は人の心をネガティブにして、エネルギーを奪うものです。
勇気を持って、きっぱりと一線を引き、距離を取ることをおススメします。
2.嫌な思いを外に出す
苦しい状況のときは、辛い思いを自分の外に出したほうがいいです。
なので、友人に話を聞いてもらうことができたら、そうしましょう。
アドバイスをもらうということではなく、ただ聞いてもらえると心が軽くなります。
共感してくれる人がいたら、あなたは一人ではないという感覚が持てます。
人に聞いてもらうのが難しい場合は、書くことがおススメです。
書くことで自分を客観的に見ることができます。
あまりにも苦しかったら、一人二役という形で書いていくといいでしょう。
一人二役で書くというのは、まず、黒色のペンで自分の辛い思いを書いていきます。
その後に、ピンク等の明るい色のペンで「もう一人の自分」が出てきて、コメントを書き入れます。
例えば、
「辛い、苦しい!」「何とかしたい!」
「そうだね」「わかるよ」「つらかったね」「大丈夫、私がついている」
というように書き入れます。
「もう一人の自分」が慰めると気持ちが楽になります。
3.複数のコミュニティを持つ
職場だけではなく、年齢が異なるけど同じ趣味をもつ人たちのサークルに入るとか、新しい習い事をはじめると視野が変わります。
新しいコミュニティーはあなたの個性や魅力を多くの人たちに知ってもらう機会です。
自宅と職場の往復ではなく、趣味や興味のあるコミュニティを探して見ると共通の価値感の人たちが現れるかもしれません。
4.このことは良いことに変わる
悪口を言われて、嫌な暗い気持ちになります。
しかし、この嫌な出来事にはあなたの成長に必要なものであると考えたらどうでしょうか。
今のネガティブな出来事は、将来のあなたにプラスとなる体験であると捉えたらどうでしょう。
人生には、その人に必要な出来事しか起こらないし、必ず乗り越えられる問題しか起こらないといわれます。
あなたは乗り越えられて、このことがきっと将来良いことに変わります。
お読み頂きありがとうございました。