職場にいる先輩からいやなことをされる、友だちからディスられるなど突然ネガティブなことが起こります。
私は何もしていないのに、どうしてこんな意地悪をするの?!と憤ることがあります。
その嫌がらせが続くことがあります。
意地悪をする人の心理
意地悪をする人の心を考えてみると、自分より優秀に思えるとか、まわりにちやほやされているのが気に入らないとか、ライバルが現れたと感じたなどと思っているのかもしれません。
意地悪な人の心には、相手に対する嫉妬心やライバル心、劣等感があるように見えます。
意地悪な人の目的は何なのでしょうか。
相手の嫌がることをして嫌がる顔を見たい、怯える様子を見たい、相手より自分が上だと思わせたいという意図が想像されます。
こう考えるとおぞましく、普通の人だったら、意地悪はできそうもありません。
しかし、人間には暗い醜く陰湿な部分もあるものです。
意地悪な人の心の底には、相手を認めたくないという気持ちがあり、それを言葉や行動で示します。
相手を攻撃して追い詰めます。
相手の存在を認めたくないから否定しています。
意地悪な言動をするということは、意地悪をされる側の問題ではなく、意地悪をする人の問題なのです。
意地悪な人にどう接するか
距離を取れるのだったら取るのが一番です。
そして、意地悪な人のことを考えないことです。
しかし、意地悪な人のことを考えないようにしようと分かっていても、「ずっと頭から離れないよ」と言われるかもしれません。
その人の言葉のトーンや内容が思い起こされ、恐怖心が湧いてきたという経験があるならばなおさらです。
人間は、意識を向けたことが大きくなるといわれます。
意地悪な人に意識を向け続けると、その人にエネルギーを与えたことになります。
頭の中で意地悪な人のことをずっと考え続けるということは、その人に心を支配されているということです。
嫌な相手に自分の心を支配されたくありませんから、考えることをやめると自分に宣言することです。
あるいは自分の中のモヤモヤした心に向かって、「だまって!」「静かにして!」と言ってみましょう。
考え続けるのは恐怖心があるからです。
恐れているのはその意地悪な人も同じなのです。
その意地悪な人も恐怖心からこちらを攻撃しているのです。
意地悪な人に対処するには、相手の思うつぼにはまらないと決めることです。
相手の意地悪な心は、嫉妬心や恐怖心、復讐心などの恐怖から来る心です。
邪悪な心が意地悪をさせるのです。
邪悪なものに光を当てる光景を想像してみてください。
意地悪な相手と同じ地平線上に立たないことです。
できれば、相手にしないことです。
ノーリアクションやポーカーフェイスでいることがいいでしょう。
こちらの困った顔や嫌がる様子や怯える表情を見たいとしたら、それを見せないようにするのです。
これは我慢するということではないです。
相手の嫌な攻撃をかわすというイメージです。
受け流すという感覚です。
嫌な人に関わってしまったら、その後に”きれいなものや好きなものを見る”という方法もあります。
職場の自分の机の上に飾ってある小さなお花を見る、携帯の中にあるペットの写真を見る、好きな人の写真を見るなど。
そのきれいなものや好きなものにすぐにフォーカスするのです。
意地悪な人は精神的に何か満たされないのでしょう。
幸せではないのです。
幸せな人は周りにやさしく穏やかな人です。
その人が持つ暗く醜い部分が他の人に意地悪をしているのだと思って対応するのが良いのではないでしょうか。
できれば、意地悪する人ににっこり微笑むとかほめるとかすれば、相手がびっくりするかもしれません。
そして、意識を向けたものが大きくなることを思い出し、焦点を変えると決めることです。
「私は愛と光を目指す」と宣言して、本来の自分としていつづけると決めるのです。
本来の自分はニュートラルか、幸せを感じている自分です。
意地悪な人の心の闇はその人の問題であって、あなたの問題ではないのです。
お読み頂きありがとうございました。