いい人に出会えないとあせる
婚活をがんばっているのにいい人に出会えないと悩んで焦りを感じ、疲労している人がいるかもしれません。
出会いの場には積極的に参加したり、友人に紹介を頼んでいたりもしています。
ファッションや美容に力を入れて、美しさを追求しています。
また、スポーツや習い事、読書など外見だけではなく、内面も磨いているといいます。
しかし、出会う人には恵まれないと思い、いつまでやったら結婚相手が見つかるのかと不安になっています。
「私はこんなに頑張っているのに、どうして結婚相手に巡り会えないのだろう」と原因を追究するようになります。
「なんで、どうして、私は恵まれないの？」「私のどこが悪いのだろう？」と相手が見つからないという欠乏感に意識が向き出します。
そうすると、婚活する気力がなくなり、動けなくなっていきます。
相手を批判していないだろうか
理想の結婚をしたいと思うと相手に求める条件が多くなるものです。
出会った男性に対して、批判的になってはいないでしょうか。
見た目とか身長、学歴、収入など、足りないところが目に付き、相手の男性を批判しているとしたら…。
だとしたら、批判を止めてみてはどうでしょうか。
出会いというのは偶然であり、必然であるともいえます。
目の前の人をまっさらな目で見ることがまず大事なのではないでしょうか。
その後交際に発展するかどうかは別として、すぐに批判して○（マル）やＸ（バツ）をつけなくてもいいと思ったらどうでしょう。
自分が批判していると、また相手からも批判されていることに気づくでしょう。
人は投げかけたものが返ってくるといわれますから。
ネガティブな考え方になったら
「私は結婚できないのではないだろうか」と不安になることは誰にでもあるでしょう。
人は思ったことが現実となるといわれます。
聞いたことがあると思いますが、「引き寄せの法則」が働きます。
結婚相手に恵まれないということに意識を集中すると「恵まれない」「出会えない」「結婚できない」…という考えに陥ります。
そうなったら、欠乏に意識が向いていますので、いつまでも「出会えない」という状況が続くことになります。
あなたの欲しいものが幸せな結婚ならば、欲しいものは実現しないと言えば、あなたは欲しいものには焦点を合わせていないことになります。
「欠落している」と焦点を定めてしまったのですから、「引き寄せの法則」により焦点を定めたこと（出会えない）ということが実現し続けるということになります。
このようなネガティブな考えが出てきたら、意識して思考を別の方向に向けなければなりません。
あなたが欲しいと思うものに意識を向けるのです。
ネガティブなことを考えていると気づいたら、その思考をまずストップしてみてください。
そして、欲しいものについて考えるのです。
婚活に疲れてしまったというのなら、行動するのをしばらくお休みをしてもいいでしょう。
少しでも気持ちが前向きになれるものに目を向けてはどうでしょうか。
たとえば、雑誌に載っているウエディングドレスや結婚式場、教会の写真を見て「きれい、すてき」と感じるだけでも焦点が変わって行きます。
気分が上がる方向に思考を向け直すことをやってみてはどうでしょうか。
「どうして私は結婚相手に巡り会えないの？」と原因を探ってネガティブな気分を味わい続けることはやめた方がいいようです。
原因を突き止めないといけないと考え込み、長い時間ネガティブな感情のままでいることはよくないからです。
「このウエディングドレスかわいい！」
「この教会すてき」
「私はこんな披露宴がいいな」
「これまで、相手にダメ出しされることが多かった。でもそれを私もやってたかもしれない。」
「目の前のお相手とこの時間をどうやったら楽しめるか考える方がいいのかも」
「すべて条件を満たしてなければダメと思ったけど、これひとつＯＫだったらいいかもしれない」
……
少しずつ気持ちが楽になる方向に思考を向け続けることが大切です。
お読み頂きありがとうございました。
