人との付き合い方は、好き嫌いで決めていい~平等に接するなんてできない

人との付き合い方は好き嫌いで決めていい

他人とは分け隔てなく付き合わなければならないと思っている人は、まじめな人です。

そういう人は、イヤだなと思う人にでもやさしくしなければならないという価値観を持っています。

そんなまじめでやさしい人は、ごく少数の人間ではないでしょうか。

多くの人は、好き嫌いで付き合いを決めています。

好きな人という範囲には、自分にとって利益のある人も含みます。

また、嫌いな人は自分にとって利益のない人も含むことになります。

世間一般、分け隔てのないような付き合いということは、不可能でしょう。

それでも、人はみんなに好かれたいという願望があります。

ほめられたいという気持ちがあり、最低限、嫌われたくないと思っています。

なので、人の評価が気になります。

自分が他人にどう評価されているか、いつも気にしています。


実際、100人中100人から好かれるということはないとわかっていても、人情として、他人からいい評価をもらいたいものです。


人はそれぞれ違う個性、価値観を持っています。

他人から選ばれるのではなく、自分の基準で付き合う人を決めればどうなるか、これは自分の好みで付き合う人を決めるということです。

これは、多くの人がやっていることです。

それを自覚するかどうかです。

自分はどんな人にも好かれたいと思っているけど、自分自身は他人を良いか悪いか、好きか嫌いかで評価しています。

自分はどんな人にも受け入れてもらいたいけど、他人をすべて受け入れるということはしたくないのです。

それは当然のことです。

人間は感情の動物ですから、好き嫌いがでるのは当たり前だからです。

だったら、すべての人に受け入れてもらい、好かれたいという気持ちは捨てることです。

どんな人とかかわりたいか、またはかかわりたくないか、自分が決めていいと思うことです。

自分の好き嫌いを認めると、他人との関わり方が違ってきます。

好き嫌いを出してもいいと考えたら、楽に他人と関わることができます。

小さい頃から、分け隔てをすることなく、みんな仲良くしなければならないという価値観に縛られていた人は、抵抗があるかもしれません。

みんな同じで平等に愛さなければならないと思い込んでいたけれど、そうしなくてもいい。

付き合いたい人とそうでない人を分けて、かかわり方を違えるということを自分に許可すればいいのです。


かかわりたくない人に意地悪をするということではなく、「自分の領域」でここまでだったら入ってきていいという線を引いて、付き合えばいいとするのです。


付き合いたいと思う人とは自分の思い・価値観を開示して深いかかわり方をしようと思えば、いいのではないでしょうか。

反対に、付き合いたくない人とは、敵対するということではなく、可もなく不可もなく、かかわればいいのではないでしょうか。

争いのない程度に。

万人から100点をもらう必要はないのです。

博愛主義者でいることはないのです。


みな同じようにかかわること事態が不自然であるし、これからそうすることに決めたら、楽になります。

人の好き嫌いを出してもいいと許可すればいいのです。

お読み頂きありがとうございました。

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