「女の幸せ」とは~「女の幸せ」を説く男たち:幸せの形ってあるの?

「女の幸せ」とは

若い頃は私自身「女は結婚して、云々…」と言われたものでした。

時代が進むにつれ、価値観も多様化しているといわれますから、最近は、「女の幸せは、云々」という話は声高に言われないように思います。

いや、やはり世間一般、言われている人は言われているのかもしれません。

成功している男性が「女の幸せ」を説く話を聞くことがあります。

彼らが言う「女の幸せ」に少し違和感を感じます。

厳密に言えば、そんな発言をする男性の心理といったほうがいいかもしれません。

女性が「『女の幸せ』」というのは、こういうものよ。」と話すのは理解できます。

自分の経験上、こういう結論に至ったということでお話されるのはわかります。

しかし、一代で成功された男性たちが「女の幸せは、経済的に豊かな男性(愛する人)と生活するのが一番の幸せ」とおっしゃいます。

確かに仰るとおりです。

経済的な基盤がしっかりしていることは大事で、必要なことです。


おっしゃることはごもっともなことなのですが、なぜ、女性の幸せを男性が説くのか?


「女の幸せ」という言葉はよく聞きますが、「男の幸せ」という言葉は聞きません。

なぜなんでしょう?

男性は多様な生き方が認められるけど、女性は結婚して家庭を持ち子供を育てることが期待されているからでしょうか。


「女の幸せ」を説く男性は、経済的に成功して愛する家族をもつ自分をアピールしているように思えて、どうも素直に受け止められない気がします。

仕事ができて経済的に成功し、仕事オンリーではなく、愛する妻や子供と過ごす時間も大切にする私(男性)に誇らしい気持ちがあるのでしょう。

そして、その後に「僕を選ばなかった、過去の女性たちよ。君たちは損したね。後悔しているだろう。」というせりふが隠れているのではないかと想像します。


自分を見限って離れていった元妻や元恋人に対する「勝利宣言」みたいなものなんじゃないかとも…。

別れていった女性たち、彼を選ばなかった女性たちは、後悔している人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

人間の「幸せ」はその人自身が決めることであると思います。

「これが、幸せなんだよ。」という見本とか、決まった形とか、定義とか、そういうものはなくて、人それぞれが決めることです。

「女の幸せ」を説く男性に、「あなたに女の人生の何がわかるの?」と聞きたくなりました。

「幸せ」はどんなところにも見つけようとすれば、見つけられるものではないでしょうか。


今日はあまのじゃくな「パート」(副人格)が出てしまいました。

お読み頂きありがとうございました。

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