つらいと感じているあなたへ~自分を責めないで、自分の味方でいて下さい

つらいと感じているあなたへ

人間関係や仕事や恋愛で、ショックなことが起こり落ち込み、どうしていいかわからなくなることがあります。

絶望的な気持ちになり、ネガティブな感情をずっと感じ続けています。

あなたが今つらい気持ちであるなら、まず、あなた自身を落ち着かせましょう。

周りに話を聞いてくれる人がいなくて、孤独を感じているならば、あなたがあなた自身をやさしくいたわってみてください。

胸やお腹、みぞおちのあたり(自分がしっくりくるところ)に手を当てる、またはさすりながら、「だいじょうぶだよ。」「つらかったね。」「よくがんばったね。」「これからよくなるよ。」など、ねぎらい、なぐさめる言葉を掛けて上げてください。

やさしく親友をなぐさめ励ます時のように、あなた自身に声をかけてみます。

さっきより、少し落ち着いたのではないでしょうか。

一人で不安な時は、やってみてください。

ものごとの捉え方

気持ちが沈み苦しいあなたは、先ほど書いたように、やさしい言葉をあなた自身に掛け続けてください。

あなたは今まで頑張り続けてきたから、あなた自身が悲鳴を上げているのです。

今は、しっかりと、身体と心を休めましょう。

少し落ち着いてきたあなたは、自身のことを客観的に見れるかもしれません。

一般的に私たちは、否定的にものごとを見てしまう傾向があります。

ネガティブな重い考えに引っ張られてしまうことはよくあります。

否定的に考えやすく、そうすると、失敗したことは一時的なものではなく、永遠に続くように考えてしまいます。

また、今起こっている問題だけでなく、すべてのことでこれから問題が起こるのではないかと心配するのではないでしょうか。

問題が次々に問題を生むのではないかと恐れます。

そして、心配や不安が積み重なると、どうしてそんなことになったのか?と原因を探そうとします。

最後は問題が起こったのは、自分の人格に問題があるからだという考えに陥ります。

悪いのは自分であるという考え方になってしまいます。

「私がダメな人間だからである」と思い、人格を嘆き、自分を責めてしまいます。

しかし、あなたがあなた自身を責めても、何の解決にもなりません。

かえって、よくない出来事を招いてしまうかもしれません。

あなたはご自分を責めないようにしてください。

そして、ネガティブな気持ちになるのはよくないことだとも思わないでください。

本来、人間の感情はどの感情も必要な感情ですから、ネガティブが悪くてポジティブがいいということはありません。

どちらの感情も自分の感情だから、いいとか悪いとかはないのです。

人は気持ちが落ち込んだり調子が悪かったりすることがあり、またしばらくすると、気分が上がってハッピーな状態になります。

人間は波動を放つ存在ですから、波があります。

調子のいい時があり、また悪い時もある、そういうものだと思って、自分を責めないことです。

落ちたら、また上がって行くのです。

失敗はない、フィードバックがあるだけ

NLPの中に「失敗はない、フィードバックがあるだけ」という考え方があります。

行動や出来事の結果は何らかの達成であり、それが自分の望んでいたものであるか、そうでないかが違うだけということです。

そして、望まない結果だったとしたら、望む結果を得るにはどう改善したらいいのか、考え、行動して行くということになります。

出来事や結果を見て、考え方や行動のフィードバックを行ってはどうでしょう。

もし、あなたが解決が難しいと思い悩んでいることがあったら、次の質問の答えを紙に書き出すか、考えてみてください。

・この困難な出来事は、何を私に教えようとしているのだろうか?
・この問題から学ぶことは何だろうか?
・嫌な出来事と思っているけど、プラスの面があるとしたら、それは何だろうか?
・将来の自分、3年後 or 5年後の自分にとって、この経験はどんな意味を持つのだろうか?

人生に起こることはすべて自分にとって意味があることであり、それは全部自分のためにあると考えたらどうでしょう。



すべては、あなたの学びの大切な材料だとしたら……。

最後に

くれぐれも、出来事の原因は自分が悪いからだとあなた自身を責めないことです。

いつもあなたを見守って、あなたに寄り添ってくれている「もう一人の自分」(無意識)の存在を忘れないで下さい。

そして、いつもあなたが、あなた自身の味方でいると決めることです。

他人と一緒になって(必ずしも他人は批判してこないとしても)、自分自身を攻撃しないことです。

常に自分の味方でいてください。

物理学者のアルベルト・アインシュタインはこう言っています。

「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に攻めてくれるんだから、いいじゃないですか。」と。

お読み頂きありがとうございました。

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