もやもやしているときは、身体も疲れている

私たちは疲れているとき、感情がネガティブになりやすい傾向があります。
ちょっとしたミスも大げさに捉えてしまいます。
そして、自分はだめだと思い込んで、自分を責めてしまう場合があります。
身体が疲れていたら、まず疲れを取ることを優先したほうが賢明です。
無理に頑張らないことです。
疲れたら休むのは当然、とわかっています。
だから、他人には休みなさいとアドバイスができます。
しかし、自分のこととなると「まだ全部終わってない」「もっとやらないといけない」「頑張らないと」という考えが出てきます。
そして、自分に無理を強いてしまいます。
あなたは、自分に厳しいのです。
もっとあなた自身を大事にしなくてはいけないのです。
思考より身体を優先する

仕事は忙しく無いのに、気持ちがもやもやする、なんかだるい時があります。
同時に、失敗や過去のことをくよくよ考えていることに気づきます。
そんなときは、ゆるめてください。
嫌なことを考えていると、自分はだめだと自己批判し、気持ちがどんどん沈んでいきます。
気持ちが重たくなっていると、頭も身体も硬くなっているはずです。
自覚はないのですが、身体が硬くなっているのです。
悩みごとや考えごとをしていると、じっとしながら思考だけがぐるぐる回っている感じです。
身体はじっと動かず、固まるのです。
左脳だけが活発に動いていて、あれこれと昔のことまで出てきます。
でも、結論は見えず否定的な思いがどんどん膨らんでいきます。
考えるのをやめて、休みましょう。
休むことは悪いことではないのです。
自分をいたわることは大切なことです。
身体は潜在意識にサポートされている

心臓は、毎日休まず動いてくれます。
食事をしたら、私たちの身体は、消化して栄養分を取り込んでくれます。
いらないものは、排出してくれます。
自分の意志で、心臓を動かしたり、止めたりなどできません。
身体の全部を潜在意識がコントロールしているわけではなく、手や足を動かしたりと、意識的にすることはできます。
でも、身体の多くの働きは潜在意識が自動的にやってくれています。
身体をゆるめて、もやもやを解消する方法

気持ちよく穏やかでいられるときは、どんな時でしょうか。
それは、リラックスしているとき。
仕事でもいいパフォーマンスができるときは、リラックスしている状態のときです。
緊張していない、身体に力が入っていないときが、一番いい状態でいられます。
身体を動かして、気持ちを変えるようにしましょう。
気分を上げるために、好きな人の写真を見たり、おもしろい動画を見たり、気に入っているアーティストの曲を聞いたり‥‥。
肌触りのよいタオルを触ったり、ペットの猫をなでたり、お気に入りのクッションにもたれたり…
心地よいことをしてみてください。
ネガティブな状態のときは、呼吸が浅くなっていませんか?
心配ごとや不安なことがあると、呼吸が速く浅くなっているのに気づくでしょう。
呼吸も知らない間にそうなるので、気づいたら深呼吸をやりましょう。
姿勢が前かがみになっていませんか?
仕事や普段の生活でパソコンやスマホを使うことが多く、うつむき加減の姿勢でいることが多いのではないですか。
頭を上げて斜め上を見るだけで、気分が変わります。
肩が身体の内側に入り気味な方は、お気をつけ下さい。
身体は魂を入れる大事な器

身体と心は連動しているのです。
もやもやを解消するには、身体にアクセスしたほうが思考を何とかするより早いです。
よく言われますが、スキップしながら悩むことはできません。
気分を変えるために、視覚、聴覚、身体感覚、臭覚、味覚にいろんな刺激を与えてみましょう。
身体をおろそかにせず、大事になさってください。
身体は、あなたの魂を入れる大事な器なのですから。
お読み頂きありがとうございました。