期待に応えなければならないプレッシャーから解放されるには~自分軸で生きる

職場で仕事の量が増え、ハードワークな状態になり体調を崩すことがあります。

クライアントや上司の要求がどんどん上がっていき…、いや、そう感じるのかもしれません。

量もそうですが、質の面でももっとやらなければと思ってしまいす。

もっと頑張らなければと思うと、ますますプレッシャーに押しつぶされそうです。

ここで、しばらく立ち止まってみましょう。

客観的に自分を見ることです。

期待に応えられないことが辛くなったということは、本当にそうなのか考えてみてください。

相手の期待に応えられなかったというのは、はっきり言葉で言われた場合以外は、あなたの考え過ぎかもしれません。

もっとスキルを上げて欲しいといわれたならば、努力しなければならないでしょう。

しかし、ただ何となく、相手は私に失望しているのではないかと疑っているとしたら、その疑っている自分を冷静に見ることです。

心の中は当事者しかわからないことですから、いろいろぐるぐる考えて悪いほうにものごとを解釈しない方が良いようです。

あなたは相手の思う通りになる、思惑通りの人間になる必要はないのです。

だって、期待に応えて優秀だと思われたいのは当然だろう?!という声が聞こえます。

しかし、競い合うやり方はいつまでも続けることができません。

将来、疲弊してしまうのがわかるでしょう。

他人の基準ではなく、自分の軸で生きると思い直してはどうでしょう。

プレッシャーを感じやすい人の特徴

プレッシャーを感じやすい人は考え方に共通するものがあるようです。

自分より他人を優先する人ではないでしょうか。

自分より他者を優先しなければならないという考え方をする人であり、自分は二の次三の次になることが多いのではないでしょうか。

まず、大切にしなければならないのは、自分なのです。

誰も他人の犠牲になることはないのです。

自分の人生を生きるために生まれてきたあなたは、あなた自身が中心なのです。

ですから、あなたはあなた自身の思いや観念を表現していくことが大切なのです。

プレッシャーに負けやすい人というのは、ネガティブな思考や感情に引きずられやすいのではないでしょうか。

悲観的に考えるのが習慣になっているかもしれません。

プレッシャーを感じやすいというのは周りの期待に応えなければならないという義務感が強いのです。

余裕がなく、失敗を恐れている状態です。

失敗したら、自分が悪いから失敗したと考える傾向があります。

すべて失敗した原因は自分であると自分を責めてしまうのです。

失敗した原因は複数あるでしょう。

自分にも責任があるけれど、周りの要因も関係しているはずです。

自分に100%責任があり他は0%ということはないはずです。

自分を責めてはいけません。

プレッシャーを感じやすい人は、自分や他人を決め付けてしまう人が多いように見えます。

自分はこういう人間であるとレッテルを貼ります。

同様に他人に対してもレッテルを貼ります。

その貼られたレッテルでしか物事を見ることができなくなります。

決めつけた考え方しかできなくなり、自分の視野が狭くなって、新しい見方ができません。

さらに、人は自分を評価していないと勝手に推測しているようです。

自分は劣っていると考えます。

でも、何をもってそう思うのか、基準がないことが多いです。

人間はすべて完璧ではなく、いい面もあり悪い面も持っているものです。

何ごとも0か100かで考えるので、白黒はっきりつけないと気がすまないという考え方が強いようです。

ものごとにはすべてにおいて白、黒はっきりつけられない場合が多いものです。

グレーであることもあるでしょう。

そのような状況を受け容れられないということは、ものの見方が膠着し新しいことが受け容れられません。

これらの考え方は、根拠のない決め付けの考え方です。

凝り固まった考え方にとらわれると思考に柔軟性がなくなり、不安をいっそう助長します。

期待に応えることがつらくなってきたら、思考のクセがあるのではないかと疑ってみて頂きたいのです。

客観的に見ることができれば、今の苦しい状況から脱することができます。

プレッシャーから脱するには

相手の期待に応えなければ嫌われてしまうという恐怖心を持つかもしれません。

他人から期待はずれと見放されたくないという気持ちや、バカにされたくないという思いもあるでしょう。

ですが、つらい状況から脱するには、恐怖心を受け入れることが必要です。

今不安な気持ちでいるのに、「恐怖心を感じてはいけない」と恐怖を感じる自分を否定することはよくありません。

今、感じていることを感じることが大切です。

不安になるときはそう思うのですから、その不安を否定せず受けとめるのです。

自分を大事にするということは、自分の思いを尊重するということです。

自分自身に正直になると自分を大切にするようになります。

自信と自尊の気持ちを持てるようになります。

できることをやったけど、結果が思うようではなかったら、周りの期待に応えられなかったと傷ついたり怒ったりショックを受けたら、その気持ちを素直に受け入れることです。

できるのであれば、周りの人に正直にそのことを伝えることができれば、そうしたほうがいいかもしれません。

ネガティブな感情を押さえつけないで認めてあげると、自分はこれでいいんだという気持ちが起ります。

他人の期待に応えられなかったことが、あなたに価値がないということではないのです。

すべての人の期待に応えることは不可能でしょう。

あなたは、あなたの一番の味方でいてください。

これ以上はムリかもということもわかるし、無理なことをあなた自身に強いることはよくありません。

他人よりあなた自身が大切です。

そもそも行動の結果によって人の価値が決まるものではありません。

成果を出さなければ価値がないという考えは、子どもの頃から教え込まれた考え方でありますが、それは違うのではないでしょうか。

人間は、存在自体に価値があるのです。

それを外側に現さなければ価値がないということではないのです。

他人軸ではなく、自分軸で生きることです。

あなたの思いを大事にすることです。

他人の期待に応えられなくてもいいし、つらいとか無理だと思ってもいいのです。

「ダメな自分でも大丈夫」、「いつも完璧ではいられない」と思ってください。

そういう自分を受け入れてください。

今感じていることを大事にすること、認めることがプレッシャーを感じているあなたには必要なのです。

そのプレッシャーを感じているあなたにあなた自身が、「わかるよ。」「そうだよね。」と共感して、認めてください。

あなたがあなた自身を大事にすると決めたら、光に照らされる闇のように、恐怖心は消えていくでしょう。

お読み頂きありがとうございました。

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