何をやってもうまくいかず、どうしていいかわからなくなり絶望することがあります。
何とかしないといけないと焦る気持ちはあるのですが、気力がなくなり、行動できなくなったりします。
やる気がなくて何もしたくなかったら、一旦立ち止まるのもありかと思います。
目次
落ち込んだ気分を立て直す方法
1.失敗した原因を考えない
なぜ失敗したのかという原因を探ることは、うまくいかなかったことを繰り返し考えることになります。
経過を振り返るとそのたびに何度も嫌な気分を感じることになります。
ですから、「なぜ?」と考えるのではなく、「どうしたら?」と考える方がいいのです。
「どうしたら、気分がよくなるか?」と思いをめぐらせて行くと未来を考えることになります。
新しいやり方を考え付いたり、いい気分になる可能性が大です。
2.心と身体を休める
嫌なことがあったらお腹が痛くなるとか、発疹が出るとか、身体に異変を生じることがあります。
心が疲れていたら身体も疲れているのです。
心と身体は繋がっていますので、心がまいっていれば身体も元気がないわけです。
何もしたくなかったら、何もしなくてもいいと自分に休むことを許可するのがいいのではないでしょうか。
自分をいたわり、今は休む時なのだと決めるのがいいです。
3.「有る」ものに目を向ける
人は意識を向けたことが現実化するといわれます。
「ないない!だから、すべて与えて!」と願い続けていたとしたら、「ない」状態が続くのです。
足りないものがあるとしても、すでに、それよりもっと多くのものを持っているということに気づくことが大事です。
「そういわれても、私には何もないわ!」と反論される方がいらっしゃるかもしれません。
でも、自分が持っている形あるもの、形のないもの、精神的なものたくさん思い浮かべてみてください。
時間を掛けてみると、たくさん探し出せていることに気づくでしょう。
「私はすでにこんなにいろんなものを持っていたんだ、与えられていたんだ。」という豊かな思いを感じることができます。
どんな状況でも自分だけが損をしているということはなく、自分だけが傷ついてきたわけでもないのです。
今の自分があるのは、いろんな人たちの助けがあることに気づくことができるのではないでしょうか。
今最悪だと感じていても、それでも恵まれていると思えることに目を向けることが出来ます。
運気は下がったらまた上がる
人間は一人一人、他の物質と同様固有の振動数を持っているといわれます。
元気がない時やネガティブなことが起こるときは波動が悪いからそうなるといえます。
よくない波動を出していると気づいたら、波動をよくしようと思えます。
波動を縦から見ると、上下運動をしています。
下がったらまた上がるわけです。
波動はその繰り返しです。
悲観せずに、運気が下がったらまた上がると考えればいいのではないでしょうか。
沈んでもいつかは上がるようになっているそう感じると、そういうことが起こります。
無気力で絶望的な状況はずっとは続かないのです。
自分の思いが現実を作り出している
「自分はこんなことを望んではいないのに、こんなことになるなんて。」と嘆くことがあります。
「ひどい状態になってしまった。はやく楽になりたい。よくなりたい。」とあせります。
最悪な出来事はまわりのせいではなく、自分の心から生じることであり、無意識的な思いが原因なんだということなのです。
心は、それ自身が密かに抱いているものを引き寄せるといわれます。
潜在意識の中にある思いがその現実を作り出しているわけです。
「私たちは、自分を環境の産物だと信じているかぎり、環境によってうちのめされる運命にあります。しかし『自分は創造のパワーそのものであり、環境を育むための土壌と種(心と思い)を自由に管理できる』ということを認識したときから、自分自身の賢い主人として生きられるようになります。」
「原因と結果の法則」ジェームズ・アレン著(思いと環境)より
私は環境に翻弄される人間ではなく環境をつくる存在なのだと思えたら、自分はもっと力を出せると思えるのではないでしょうか。
お読み頂きありがとうございました。