身体と心はつながっている
人は疲れているとき、感情がネガティブになりやすい傾向があります。
ちょっとしたミスも大げさに捉えてしまいます。
そして、自分はだめだと思い込んで、自分を責めてしまう場合があります。
身体が疲れていたら、まず疲れを取ることを優先したほうが賢明です。
無理に頑張らないことです。
疲れたら休むのは当たり前と思われるでしょうが、他人には休みなさいとアドバイスができますが、自分のこととなると「まだ全部終わってない」「もっとやらないといけない」という考えが出てきます。
そして、自分に無理を強いてしまいます。
自分に厳しいのです。
もっと、あなたはあなた自身を大事にしなくてはいけないのです。
疲れたら休んでください。
休むことは悪いことではないのです。
身体にアクセスして気分を変える
そんなに身体は疲れていないけど、失敗や過去の事をくよくよ考えてしまう時があります。
そして、嫌なことを考えていると、自分はだめだと自己批判し出し、気持ちがどんどん沈んでいくということがあります。
たぶんその時は、頭も身体も硬くなっているはずです。
自分では自覚ないのですが、身体が固くなっているのです。
そうです、ゆるめてください。
悩みごとや考えごとをしていると、じっとしながら思考だけがぐるぐる回っている感じです。
身体はじっと動かず、固まるのです。
左脳だけが活発に動いていて、あれこれと考えるのですが、結論は見えず否定的な思いがどんどん膨らんでいきます。
目を転じてください。
頭を上げてください。
身体を動かして、身体から気持ちを変えるようにしましょう。
視覚を刺激するために、好きな人の写真を見たり、おもしろい動画を見たり…。
聴覚を刺激するのに、気に入っているアーティストの曲をかけて聞く‥‥。
身体感覚は肌触りのよいタオルを触ったり、ペットの猫をなでたり、お気に入りのクッションにもたれたり…こういう具合に自分の心地よいことをしてみてください。
ネガティブな状態のときは、呼吸が浅くなっていませんか?
心配ごとや不安なことがあると、呼吸が速く浅くなっているのに気づくでしょう。
呼吸も知らない間にそうなるので、気づいたら深呼吸をやりましょう。
姿勢が前かがみになっていませんか?
私たちは仕事や普段の生活でパソコンやスマホを使うことが多く、うつむき加減の姿勢でいることが多いようです。
頭を上げて斜め上を見るだけで、気分が変わります。
肩が身体の内側に入り気味な方は、お気をつけ下さい。
身体と気分や気持ちは連動しているようです。
気持ちを変えたかったら、身体にアクセスしたほうが思考を何とかしようとするよりも良いようです。
よく言われますが、スキップしながら考えごとはできません。
気分を変えるために、視覚、聴覚、身体感覚、臭覚、味覚にいろんな刺激を与えてみることです。
あなたの身体をおろそかにせず、大事になさってください。
身体はあなたの魂を入れる器なのですから。
お読み頂きありがとうございました。