新しい行動を習慣にする
行動を変えると考え方が変わるといいます。
新しい自分になるために行動を変えるという方法があります。
新年に目標を決めるということは、新たな行動をはじめるチャンスです。
元日は新たなスタートを切るにはいいタイミングです。
しかし、決めた事をずっとやり続けることはむずかしいと思う人も多いでしょう。
本当は変わりたいのに、結局何も変わらなかったということが起こります。
人間には、今の生活のスタイルや環境を変えないで、維持しようという心理がはたらくからです。
人間は変化を好まないのです。
無意識は今まで通りのことをやろうとしますから、新しいことをやり続けるのには意志が必要です。
三日坊主にならないためには、無意識の中にその行動が定着するよう繰り返しやることが大事です。
新しい行動を定着させるには、つまり習慣化するには約21日間の日数が必要だといわれています。
毎日やるということが肝要です。
毎日実行すると自分に言い聞かせることが必要です。
そうはいっても、忙しい日や気分の乗らない日もあることでしょう。
しかし、複雑に考えず、淡々と少しでもいいので毎日続ける事が習慣化には必要なことです。
また、習慣化することで手に入る成果を具体的にイメージするのが大事です。
毎日やり続けた自分はこうなっているという映像を頭の中に描くのです。
Before → After を鮮明に思い描くことがポイントです。
年初は気持ちが新たになり新しいことを始める意欲が高まっているので、いい習慣化のスタートになるでしょう。
そして、60日間続けることができたら習慣になっています。
新しい自分になっているというわけです。
インプットし、アウトプットする
本を読んだ後、何が書いてあったか言葉にしようとするとなかなか出てきません。
理解できたと思っていても、それを口に出して説明しようとすると簡単な単語しか出てきません。
本の内容を説明しようとするために、もう一度始めからページをめくり直すということになってしまいます。
人に話をしなければならないと思って読むと見落としていたところに気づきます。
このようにインプットしたらアウトプットすることを意識したら取り組む姿勢が変わるように思います。
自分の中に取り込んだものを咀嚼し吟味するようになります。
そして、人に話したり、書いて記録しておくなどアウトプットするのです。
そうできたら、確実に自分のものになっているといえるのではないでしょうか。
新しいことをやろうと決めた時、やったことのないことをやろうとするとき、お手本がいたらより成功しやすいといえます。
なりたい理想の人がいたらその人を真似ることは効果的です。
お手本があるのですから、その人に近づくことはできそうです。
常に映像を頭の中に描いて行動や考え方を真似ることが成功に近づく近道といわれています。
行動した結果、思ったような結果が出ない場合はフィードバックをしてみます。
結果を失敗と捉えて自分を責めることは行動力を弱めてしまいますので、やらないほうがよいでしょう。
結果だけを見て、自分を裁かないことです。
行動できたことが成功なのですから。
何もしなければ何も起こりません。
行動したこと自体が、行動する前よりも成長しているといえるでしょう。
そして、いいと思うことは即実行してみましょう。
他人から「これをやったらいい」という話を聞いて、「いい話を聞いた」で終わってしまってはもったいないです。
いいと思ったら即実行することが大事ではないでしょうか。
いつも同じことをしているということは、何も考えずに行動しているわけですから、変化のない状態です。
もし、あなたが新しい自分になりたいと思うのなら、やったことのないことをやってみてはどうでしょうか。
やったことのないものは、自分の思考の中になかったものといえます。
新しい自分に会うために今までとは違うことをやってみたらいかがでしょう。
複雑に考えずに「おもしろそう」と心が動いたら、まずはやってみることをおススメします。
お読み頂きありがとうございました。