なぜ、三日坊主で終わるのか
行動を変えると考え方が変わります。
自分を変えるために行動を変えるというやり方があります。

年の区切りをきっかけに目標を決めるということは、新たな行動をはじめるチャンスです。
元日はまた一年がリセットされたようで新たなスタートを切るにはいいタイミングだと思います。
しかし、決めた事をずっとやり続けることができない場合が往々にしてあります。
変えたいのに変わらないという状態になったりします。
それはホメオスタシスのせいです。
人間には、今の生活のスタイルや環境をなるべく維持しようという心理がはたらくからです。
人間は変化を好まないのです。
無意識は今まで通りのことをやろうとするから新しいことをやり続けるのには意志が必要です。
三日坊主にならないためには、無意識の中にその行動が定着するよう繰り返しやることが大事です。
新しい行動を定着させるには約60日間の日数が必要だといわれています。
毎日やるということが肝要です。
毎日実行すると自分に言い聞かせることが必要です。
そうはいっても、忙しい日や気分の乗らない日もあることでしょう。
しかし、複雑に考えず、淡々と少しでもいいので毎日続ける事が習慣化には必要なことです。
また、習慣化することで手に入る成果を具体的にイメージするのが大事です。
毎日やり続けた自分はこうなっているという映像を頭の中に描くのです。
Before → After を鮮明に思い描くことがポイントです。
年初はいい習慣化のスタートだと思います。

インプットしたらアウトプットする
本を読んだ後、何が書いてあったか言葉にしようとするとなかなか出てきません。
理解できたと思っていても、それを口に出して説明しようとすると簡単な単語しか出てきません。
本の内容を説明しようとするために、もう一度始めからページをめくり頭の中で整理していくことになります。
人に話をしなければならないと思って読むと見落としていたところに気づきます。
それと同じく、インプットしたらアウトプットすることを意識したら取り組む姿勢が変わるように思います。
自分の中に取り込んだものを咀嚼し吟味するようになります。
そして、それを忠実に自分の外に出すのです。
そうできたら、確実に自分のものになっているということです。
行動する上で、お手本がいたらより成功しやすいといえます。
なりたい理想の人がいたらその人を真似ることは効果的です。
お手本があるのですから、その人に近づくことは困難なことではないのです。
常に映像を頭の中に描いて行動や考え方を真似ることが成功に近づく近道です。
行動した結果、思ったような結果が出ない場合はフィードバックをすることです。
結果を失敗と捉えて自分を責めることは百害あって一利なしです。
結果だけを見て、自分を裁かないことです。
行動できたことが成功なのですから。
何もしなければ何も起こりません。
行動して結果が出たことが成果なのですから、行動する前よりも成長しているわけです。
そして、いいと思うことは即実行することです。
他人から「これをやったらいい」という話を聞いて、「いい話を聞いた」で終わってしまってはもったいないです。
いいと思ったら即実行することが大事ではないでしょうか。
複雑に考えずに「おもしろそう」でもいいので、まずはやってみることをお勧めします。
お読み頂きありがとうございました。