あなたが自身を嫌うのは、他者の目から自分を見ているから~あなたを受け入れる

自己嫌悪は理想の自分ではないから

自分のことを好きだといえる人は少ないように思います。

自分のことが嫌いだという人が多いように感じます。

人は他人から認められたいという欲求があり、ほめられたいという気持ちがあります。

他者から評価されないということになったら、評価されない私はだめと思い込み、自己嫌悪になることが多いようです。

私たちは他人からどう見られているかということが、一番気になっているのではないでしょうか。

他人から認められていたらうれしいけど、そうでなかったら自分がダメ人間であるかのように思います。

他人の評価を気にするので、自分に対して厳しくなります。

他人から評価されることで、自分に自信を持つということになるので、大事なのは他人の基準をクリアするということになります。

長所ではなく、欠点に目が向きます。

自分の欠点はたくさん上げることができます。

しかし、反対に長所は?と聞かれるとなかなか上げられないでいます。

こうなれたらいいけど、今の自分はそこまでいってないから好きではない、まだ目標を達成してないから今の自分は評価できないと思います。

目指す自分の姿に遠いので、例えば理想的な体重でないから、資格が取れていないから、パートナーが見つけられていないから‥という理由で今の自分は嫌だと結論付けます。

理想とする条件が整っていないので今の自分は好きじゃないと思います。

なので、自己嫌悪や自己否定という結論になります。

理想的な自分になったら自分を好きになれるというのは、世間一般の評価が大事だという思考です。

他人から嫌われるより良く思われたいというのは、人情です。

しかし、世間の評価というのは自分ではどうしようもない、他人の評価です。

今の自分は欠点がたくさんあって理想には程遠いから、欠点がなくなり理想的な自分になれたら自分を好きになれると思っているかもしれません。

しかし、なぜ「こうなったら‥」とか「これができたら‥」という条件を自分に課すのでしょうか。

今より良くなりたいし、そうなったら周りが認めてくれるからという理由でしょうか。

自分に課すその条件は、どこから来たものでしょうか。

誰かから、こうしたほうがいいと言われたとか、世間の常識だからということなのかもしれません。

「理想の自分」でないからダメで嫌いというわけです。

その「理想」というのは、世間や常識というものからくるものでしょう。

他人が決めた基準に自分が達していないので、いらだち、あきらめ、嫌悪するということになっています。

でも、なぜ他人の基準に自分を合わせなければいけないのですか?

何も悪いことをしているわけでもないのに、人が決めた理想に自分が達していないというだけで、自分を嫌わなくてもいいのではないですか?

なぜ、他人を通して、自分を見るのですか?

ダメ出しをして自分を認めないっておかしくありませんか?

この世に、同じ顔かたちで、まったく同じ考えをし、同じ行動をし、同じものを好み、同じものを嫌う…そんな人はいないでしょう。

この世に存在する唯一のあなたは、あなたしかいないのです。

そんな唯一無二の存在をなぜ否定し、自分で自分を嫌うのですか?

自己嫌悪で自分にダメ出しをしているのは、自分を自分が認めていないからです。

自分が自分を嫌っていると自分を信じられなくなり、だんだん苦しくなってきます。

自分のことが分からなくなってきます。

次の質問にできたら、答えてみてください。

時間を取って、紙に書き出してみてください。

あなたがあなた自身を嫌いでいると、あなたにとっていいことは何ですか?

自分を好きだと認めたらあなたはどうなるでしょうか?

あなた自身を受け入れる

なぜ自分を好きになるのに、「~になったら」、「〇〇が手に入ったら」…と、条件を付けるのでしょうか。

もともとの自分(素の自分とでも言ってもいいかもしれません)をなぜ認めたくないのでしょうか。

自分が他者と比べて劣っていると思っているからでしょうか。

あなたはここにいるのです。

一人の人間の中に、嫌いな自分がいたら自分のベクトルが同じではないのです。

分裂しています。

あなたはここにいるし、認めないと否定しても、あなた自身は存在しているのです。

なぜ、自分を認めるのに条件をつけるのですか?

自己嫌悪というのは自分が分裂している状態です。

自分を認めるのに、他人の許可など要らないのです。

あなたは今呼吸し、心臓の鼓動がしている…それを誰に許可を求めなければいけないのですか。

自分を否定するのは、「自分」がかわいそうです。

あなたを癒すことや喜ばせること、楽しませること穏やかな気持ちになることにエネルギーを使ったら、嫌なことに焦点を合わせなくなるでしょう。

そして、いつでも、あなたはあなた自身の味方でいると決めてください。

お読み頂きありがとうございました。

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