落ち込んで無気力になったときの対処法:「今、ここ」~身体に意識を向ける

落ち込んで無気力なとき

トラブル続きで上手くいかないときは落ち込み、気持ちの整理がつかなくなります。

イライラしたり不安になったりと感情が不安定になります。

早く良くなりたい、落ち着きたいとあせりますが、負のスパイラルにはまり込んだようでますます鬱々とします。

頭の中で、気持ちをどうやって元に戻そうかと考えれば考えるほどうまくいきません。

嫌な出来事を繰り返し考えても、解決策など見つからず、嫌な感情だけが繰り返し湧き上がるという状態になってしまいました。

そんなネガティブな精神状態の時は、身体は固まっています。

姿勢は前かがみで、身体はじっと動かないで緊張しています。

脳は反対に、様々なシチュエーションを描き出したり、どうしたらいいか?とぐるぐる考えています。

同じことを繰り返し考えるだけで、否定的な気分はますます長く続いていきます。

感情を抑えて論理的に考えようとしても、嫌な気分が勝り冷静に考えることができません。

理性より感情がはるかにパワーがあります。

ネガティブ感情に支配される自分がいます。

無意識の領域の感情や感覚に、意識(理性)はかなわないのです。

「今、ここ」に意識を向ける

ネガティブな気持ちから抜け出せそうもなかったら、考えることを中断してみます。

嫌な感情で身動きできないときは、論理的に解決しようとしても無理です。

心と身体はつながっています。

気分が落ち込んでエネルギーが出ないときは、身体が疲れているのかもしれません。

無理に気分を上げようとしてもうまくいかないのなら、休むのもありです。

無理をしないで、あなた自身を追い込まないほうがいいです。

気持ちがなえて何もしたくなかったら、何もしなくてもいいとあなた自身を許して下さい。

「~しなければならない」という思考を手放してみましょう。

「~しなければならない」ことは、もともとないということに気づいてください。

あなたが赤ちゃんの時に「しなければならない」ことはなかったでしょう。

いつのころからか「~しなければならない」という生き方になったのではないでしょうか。

心が疲れていたら身体も疲れているから、休んでみましょう。

心がまいっていれば身体も元気がないし、身体が疲れていれば心も萎えています。

あなたの気持ちと身体をいたわってください。

身体に意識を向けてみます。

気分を変えたかったら、身体を動かしてみます。

散歩に出かけるとか、アップテンポな曲に合わせて踊るとか、とにかく身体を動かしてみます。

音・声は波動のエネルギーです。

声を聞いたり、声を出したりするとエネルギーが入ってきます。

一瞬で気分が変わることがあります。

特に音楽は、よどんだ暗い空気がぱっと即座に明るくなったりします。     

身体に注目して、心地よいことをしたら気持ちが晴れて、「固まっていた」気分が明るくなります。

そうすると、今まで思ってもいなかったものが心の底から浮かび上がるような感じがすることがあります。

新しい考えが湧いてきたりします。

悩んでいてどうしようもない時は、頭だけで解決しようとしないで、身体を動かし、身体にアプローチしてみましょう。

無意識は意識より圧倒的なパワーがあります。

意識は、過去、現在、未来と時間の区別ができます。

でも、無意識は「今、ここ」しか捉えられません。

頭で問題を何とかしようとネガティブな感情の中、あせっても嫌な気分から逃れられません。

身体を使い、「今、ここ」に集中することがエネルギーを回復するには有効です。

目の前のことを気持ちを入れて、やってみます。

お掃除をするならお掃除に集中します。

散歩をするなら、何も考えずにただ歩いてみます。

その瞬間瞬間に目に入るものや聞こえるもの、感じる感触に意識を集中してみます。

そうすると、だんだんと気持ちが落ち着いてくるのがわかるでしょう。

お読み頂きありがとうございました

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